お墓の場所を検索するサイト「Findagrave.com」

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本エントリーは一部怖い話を扱っております。ご注意ください。

皆様はご先祖様のお墓がどこにあるかご存知でしょうか。

本家や分家という概念、一族という考え方が薄くなってきた今、遠い昔に別のお墓に入ったご先祖様のお墓についてはご存知でないかもしれません。

そんな中、海外ではお墓の検索ネットワークが充実しております。というのも、有志が特定の人物のお墓の在り処を登録して検索できるようなサイトが存在するのです。そのサイト名は

Find A Grave(外部リンク)

何百万もの墓場を網羅したこのサイト。

日本ではメジャーなウェブサイトではないため、日本の墓地の登録は少ないですが、私自身の名前で検索したところ何件か墓地(外国も含めて)がヒットしました。同姓同名の方のお墓なのでしょう。

とはいえ私のご先祖のお墓は登録されていない模様。殊、日本のお墓については情報不足といったところでしょうか。

今回はこの「Find A Grave」というサイトに関する都市伝説。自分の名前で検索してみるという誰でもやってしまいそうなことをした方がいらっしゃったのですが…。

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Findagrave.com

以下は海外の都市伝説を翻訳したものです。

授業中のサボり

ある日、私は学校の授業中だらけていました。本当は終わらせなくてはいけないパワーポイントの課題があったのですが、それを後回しにして、学校のパソコンでネットサーフィンしていたんです。

私の学校のパソコンのブラウザの端には生徒達がしばしばアクセスするサイトがランダムに表示されるようになっています。

そこに「www.findagrave.com」というサイトが表示されていたんです。

ちょっと悩んだ末、そのリンクをクリックしてみました。というのもクリックする前にどうも怪しい感じがしたんです。名前からして「墓を見つける」サイト…。なんでこんなサイトが表示されているんだろう?直近のカリキュラムでは先祖の墓場を探るような授業はなかったような気がします。

おかしい…。私はインターネット上で起こりうる様々な事を頭に巡らせました。…とはいえ、これしきのことで神経質になりすぎですよね。

www.findagrave.com

表示されたサイトはかなりシンプル。白を基調としていて、メニューがいろいろあるものの、管理者の人は見やすさなんて意識していないような印象を受けました。

一見、「このサイトは見つかりません」とかそういった類の空きドメインサイトだと勘違いする人もいるかもしれない程の簡素さでした。

沢山のリンクの中に「Search 87 Million grave records」というものがありました。8,700万の墓を探す…。私はどこか背筋が凍る感じがしました。そこで友達のAliviaに一緒にこのサイトを見てくれと誘ったんです。彼女はちょっと小ばかにしてきましたが、一緒にサイトを見てくれるようでした。

私たちはひとまず知っている死人の名前で検索してみました。すると経歴や生前の写真が表示されました。さらに気味が悪いことに、何者かによって撮影された彼らの墓石の写真も表示されたのです。私の検索した人のほとんどすべてに、墓石の写真が添付されていました。

パソコンの授業は終わり、そんなサイトのことは忘れ残りの授業を受け終えました。

謎の撮影者

学校から帰宅して、夜、母に例のサイトについて話してみたんです。母はそれを聞いて「おかしな話ね」と言って笑うのみ。母に話したところで心のもやもやが晴れることはありませんでした。

どんな目的で、何のために、色んな人のお墓の写真を撮って回る人がいるというのでしょうか。

私が検索した名前には死んだおばあちゃんも含まれていたのですが、おばあちゃんのページにも墓石の写真が…。その写真には撮影者の名前が付されていたので、その人について母に尋ねてみたのですが、母もその撮影者については知らないようでした。

気になって仕方がなくなったので、「findagrave.com」でもう少しいろいろ検索してみることにしました。私は故Kurt Cobain(アメリカのギタリスト)のような有名な死人の名前で検索してみました。前は気づかなかったのですが、気になったお墓にバーチャル献花できる機能もありました。…とはいえサイトの存在意義・コンセプトについては未だわからず。

エゴサーチ

いよいよ夜も更け、ネットの友達も皆眠ってしまいました。私はというと、コーラを1リットル飲み干したばかりなので、目がランラン。睡眠欲よりも、知識欲が勝っていました。例のサイトで生きている有名人の名前を無作為に検索して、同姓同名の死人がいるかどうか調べてみることにしました。それに飽きたので、次に身近な知人の名前を。そして私。

これが間違いだったんです。

私の名前で検索すると、4名の同姓同名の人が表示され、何となく微笑ましくなりました。どうしてこんな気持ちになったのかはわからないのですが、何故か微笑ましくなってしまったんです。検索結果の4名全員をクリックしていつ、どこで亡くなったのか見て回りました。ただこの2項目を見ていると次第に恐怖心が沸いてきました。

・・・この人たちの亡くなった場所は私の住んでいる地域の周辺だったのです。これに気づいたときにすぐにノートパソコンを消すべきでした。生年月日もどんどん私の生年月日に、死亡日も今日に近づいてきたのです。

最後の人を見終わって、戻るボタンを押すと…

「全5件の内、4件を表示中」

と表示されていました。1件見損ねたとでも?さっきまでは検索結果は4件。そしてその全てを見たと神に誓えます。とはいえ、残り1件あるのは事実。私はさらにスクロールして最新の項目を確認しました。

…私の生年月日。

死亡日は明日。

写真は私自身…後に誰かが写りこんでいました。

そして今は23:59。夜が明ける…。

まとめ

複数件出てきたとして、昇順なら日付がどんどん近づいてくるっていうのは当たり前なんじゃないかと思いますがね。

とはいえ、実際に墓場を検索するシステムがあるのには驚きました。

<<車椅子の老婆(短編)>>

<<ある老人の秘蔵怪奇写真集>>

<<「カルピス」の語源>>

<<編集してはいけない自分のWikipedia>>

<<新品のiPhoneに怖い画像が入っていた>>

ボーン

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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