『スーパーモンキー大冒険』の隠しメッセージが卑猥

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前エントリーでファミコンゲーム『えりかとさとるの夢冒険』の隠しメッセージをご紹介いたしました。

参照:『えりかとさとるの夢冒険』ファミコンゲームの怖い隠しメッセージ

今回もあるファミコンゲームに隠されたメッセージに関して。

そのファミコンゲームは『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』というアクションRPG。

なんでも『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』に隠されたメッセージが、

卑猥すぎる

というのです。

今回はファミコンゲーム『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』の隠しメッセージをご紹介したく存じます。

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『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』

隠しメッセージをご紹介させていただく前に、『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』のご紹介をさせていただきます。

概要

タイトル:元祖西遊記スーパーモンキー大冒険

ジャンル:アクションRPG

発売元:バップ

対応ゲーム機:ファミリーコンピュータ

ストーリー

『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』はその名の通り、西遊記をテーマにしたゲームです。

遥か遠い昔、中国において「三蔵法師(さんぞうほうし)」という徳の高い僧が、お経を取りに行くため「天竺(てんじく)」の釈迦のところへと旅立つことになりました。

その最中、三蔵法師は花果山(かかざん)という山で生まれた「孫悟空(そんごくう)」と遭遇します。

孫悟空は日ごろの行いが悪いため、観音様によって石の牢屋に閉じ込められていたのです。

ゲームは西遊記の三蔵法師が、石の牢屋に閉じ込められた孫悟空を解放し、天竺への旅のお供にしたところから始まります。

三蔵法師と孫悟空は、道中で西遊記でおなじみの登場人物「猪八戒(ちょはっかい)」「沙悟浄(さごじょう)」をお供に加え、天竺を目指します。

西遊記をテーマにしておりますが、ボスである「羅刹女(らせつにょ)」の夫「牛魔王(ぎゅうまおう)」がザコキャラで登場するなど、時に西遊記の設定を無視することはございます。

ゲームシステム

ストーリに続きまして、『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』のゲームシステムについてご紹介したく存じます。

『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』では大きく分けて2つのゲームモードがございます。

  • 広大なフィールドを探索するマップモード
  • 敵と戦うバトルモード

それぞれについてご紹介いたします。

難解なフィールドマップ

まずプレイヤーがゲームをスタートして表示されるメッセージが「なか゛いたひ゛か゛はし゛まる‥」。ゲームの目的は説明書を見なければわからないのです。

基本的に『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』のゲーム内においては、プレイヤーに

「○○へ向かってください」

「○○をしてください」

など細かい指示が与えられません。今のオープンワールド系ゲームの先駆けなのでしょうか。それとも明らかな指示不足なのでしょうか。

さらに西遊記と同じように西に向かって進んでも、「天竺」にたどり着けるというわけではないのです。

なぜならば『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』では「ワープゾーン」を利用して天竺に近づいていくからです。

ちなみにそのワープゾーンもどこにあるのか教えてくれません。さらに画面上にも表示されないのです(ちなみに上の画像のどこかにワープゾーンが一つ隠れています)。

しかもその面が700面もあるので途方もございません。

この難解なフィールドマップにより、『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』を投げ出してしまうプレイヤーも続出し、「クソゲー」とも名高い作品です。

バトル画面、孫悟空と仲間達

上記フィールドマップ上で敵と遭遇すると、バトルステージに飛ばされます。

『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』でのバトルは横スクロール形式となっており、プレイヤーは孫悟空を操作することになります。

「スーパーモンキー」とあるので、やはり主役は孫悟空なのですね。

ちなみに孫悟空の武器は「如意棒(にょいぼう)」。しかしこれがかなり使いにくいのです。棒といっても、敵にダメージを与えられる部分は先端の数ドットのみ。あとは敵に当たっているように見えて、当たっていないということになります。

敵も今のゲームとは比較にならないくらいシビアな設定となっており、バトルもスピーディ。

三蔵法師、猪八戒、沙悟浄、玉龍(馬)も助っ人として自動で戦ってくれるのですが、まったく役に立ちません。

ちなみに敵を倒しても何も得ることはできません。もはやRPGではありません。

このバトルの難易度の理不尽さも、『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』が「クソゲー」と評される一因となっております。

ゲームオーバーの画面も、「ああ しんじゃった!」と表示されるのみと味気ないものとなっております。

卑猥な隠しメッセージ

いままで「クソゲー」と認識されていた『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』ですが、あるとき、再び脚光を浴びることになります。

『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』が発売されてから約16年後の2002年に、ROMが解析され、驚くべき隠しメッセージが発見されたのです。

正直子供には見せられない内容

以下がその隠しメッセージのキャプチャです。

これを文字に起こしますと、

デザイナーなかじま かおる。

1960アイチケン トヨカワ市生まれ、26才。

お○○○、なめてぇーよぅ。

○○○する女ノ子がほしい

チツちゃん、クリちゃん、スキ!スキ!

伏字だらけになります。最後伏字にしなかったのは、辛うじて大丈夫かなと思ったからなんですが…

これはイカン!!

「なかじま かおる」とは?

『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』に上記の隠しメッセージを残したと思われる「なかじま かおる」氏。

彼は一体何者なのでしょうか。

『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』に関して調べていると、なんと「なかじま かおる」氏は、『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』を担当したゲームデザイナーであったことがわかりました。

つまりゲームの代表者ということ。

ちなみに、漢字では「中島 薫」と記載するそうです。

しかし中島薫氏が今現在何をなさっているのかは不明なのです。

実機で表示させた猛者

上記隠しメッセージは『元祖スーパーモンキー大冒険』のROM内に隠されているものであり、通常のゲームプレイでは表示させることはできません。

『えりかとさとるの夢冒険』のように何らかのコマンドを入力すれば表示されるというものでもないのです。

したがって実機で中島薫氏の隠しメッセージを表示することは困難かと思われました。

しかし、やってのけた方がいらっしゃったのです。バグを利用して実機で『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』の隠しメッセージを表示することができたそうです。

以下がその動画となります。

まとめ

こんなに欲望に溢れた文章を見たのは中学生以来ですね。

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ボーン

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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