本エントリーでは怖い話を扱っておりますので、ご注意ください。
皆様は『おもいっきりDON!』という日本テレビ系列で放送されていた朝の情報番組を覚えていらっしゃいますでしょうか。
『おもいっきりDON!』は午前10:25からの放送でございましたので、学生さんや会社員の方などはなかなか試聴する機会はなかったかと存じます。
番組を覚えていらっしゃらない方、そもそもご存知でいらっしゃらない方は、ひとまず「怖い」とは無縁の朝のさわやかな時間帯に放送されていた情報バラエティ番組という認識でよろしいかと存じます。
さて、そんな『おもいっきりDON!』で怖い放送事故が起こってしまいます。
目次
『おもいっきりDON!』放送事故
件の怖い放送事故は2009年8月6日、『おもいっきりDON!』のエンディングにて起こりました。
動画
以下は有志によって記録された『おもいっきりDON!』の怖い放送事故の瞬間の映像です(ニコニコ動画)。音が流れますので、ご視聴の際は十分お気をつけください。
ニコニコ動画を閲覧することができない方は、ニコニコ動画の映像に比べると若干短縮されておりますが、YouTubeでも放送事故の映像がアップロードされておりますので、そちらをご参照ください。
こちらは大変恐縮ながら、ハイパーリンクでの対応とさせていただきます。
デジタル版での怖い放送事故(YouTube)
アナログ版での怖い放送事故(YouTube)
動画内容
諸事情により動画を閲覧することができない方もいらっしゃるかと存じますので、動画から『おもいっきりDON!』の放送事故について文字と画像にてご紹介させていただきます。
なお、この『おもいっきりDON!』の放送事故の怖さの真髄は音と映像が組み合わさり初めて体感することができると存じます。
ですので、もし可能であるならば動画を閲覧していただいて、放送事故当時のゾワッと感を体験していただくことを推奨いたします。
※以下、ニコニコ動画ベースでの放送事故の解説となります。
地上デジタル版の放送事故
『おもいっきりDON!』のMCである中山秀征氏を中心としてエンディングトークをする出演者。
そしてスポンサー紹介のアナウンスが、
「この放送はご覧のスポンサーの提供でお送りいたしました。」
中山「おもいっきり」
一同「DON!」
画面が固ってしまいました。
しかし、優木まおみ氏とナイツの塙氏のみ何故か震動。
それと共に、
ツツツツツツツツ
という音が聞こえてきます。
その後CMへ。
アナログ版の放送事故
番組内容は地上デジタル放送と同じです。
しかし、画面が固まった後が若干異なります。
今度は優木まおみ氏とナイツの塙氏のみでなく、同ナイツの土屋氏も震動しているのです。
そして、じわじわと画面左が黒く侵食されていくのです。
同時に、画面左の赤のコントラストが強調されていきます(以下のgifでは速いですが、動画ではもうすこし緩やかです)。
音について
放送事故で鳴り響いた「ツツツツツ」という音について強いて似た音を挙げさせていただくとするならば、古い映写機のフィルムが回る音や理科の実験などで用いる重力加速度の記録タイマーの音なのではないかなと存じます。
なんとも不気味な放送事故ですね。
放送事故直後のネットでの反応
『おもいっきりDON!』の上記の放送事故を受けて、2ちゃんねるを中心に祭り状態になりました。
-
番組の終わりに出演者が横一列になって、左斜め前にあるカメラに向かって 両手を前に出して思いっきりどん!って言うんだけど、その「どん!」って言ったすぐあとに、
アナログ版だと、 カタカタカタカタって音が聞こえてきて、音がだんだん大音量になって、 同時に映像が震えだして画面の左側から黒いモヤみたいなのが出てきて、 画面全体もぼやけてきて、その黒いモヤにぼんやりと「死」みたいな字が赤く浮かび上がってきて、1分くらいしたら何事もなくCM入った。
デジタル版だと、 音は特に大きくならずにひたすらカタカタカタカタって音がながれて、並んでる手前の二人だけが同時に震えててほかの全員は微動だにしてない
-
呪怨みたいだな。
など、放送事故に関する細かい分析から、オカルト的な考察まで色々な書き込みが飛び交いました。
アナログ版の放送事故が「死」に見える?
アナログ版の放送事故では画面左が徐々に黒く侵食され、スタジオや出演者の洋服などの赤色が強調されていきます。
どうやらその赤色の部分が「死」という文字に見えるそうなのです。
実際に該当箇所を放送事故の映像のキャプチャから見てみます。
確かに言われてみれば、漢字の「死」に見えなくもないです。
ただ、私は言われなければ気づきませんでした。
ちなみに『おもいっきりDON!』のスタジオ風景は以下。
スタジオセットの赤色や、服の赤、肌色などをなぞると、なんとなく上記の図形になるかなという感じですね。
偶然とはいえ、なにか怖いですね。
この放送事故に、別の意見にもあった「原爆」が何らかの関係をしていたなら、語弊を恐れずに申し上げると、なおさら鳥肌物です。
放送事故の真相:同日『ミヤネ屋』にて
放送事故後、通常通りCMが流れ、放送自体は正常に戻り、後の番組『情報ライブ ミヤネ屋』が放送されました。
その際に当放送事故についての謝罪が行われたそうです。
なんでも、この放送事故の過失は日本テレビ側ではなく、『情報ライブ ミヤネ屋』の読売テレビ側にあったとのこと。
「DON!」の発言の後は『ミヤネ屋』の予告が入るのが通常でした。
しかし、経由ケーブルに何らかのトラブルがあり、上記のような一見おぞましい放送事故になってしまったそうです。
一説によると、経由ケーブルに虫が挟まったことが、放送事故の直接の原因であるとか。しかしそれについては真偽は謎です。
まとめ
こんな放送事故見たら、腰抜けてまう(雑)
B’z『RISKY』の心霊現象?『笑っていいとも!』の放送事故
最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。