本エントリーでは能登半島地震の報道中に起きた事象をご紹介しております。お読みいただくに当たりまして、本エントリーに震災・被災への軽視、侮蔑などの意図がないことを予めご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
苗山事件、インターネット界隈でそう呼ばれている事件がございます。
苗山事件は決して、刑事事件でもなければ、民事事件にも該当するものではなく、単に「視聴者にとって奇妙な出来事」でございましたことから、苗山事件と呼ばれているということをご承知置きください。
今回のこの苗山事件は2007年に起こった能登半島地震での混乱中、NHKアナウンサーと中能登町役場の苗山さんとの通話を放送している際に起こった放送事故を指します。
今回はこの都市伝説についてご紹介したく存じます。
目次
能登半島地震
まずは「苗山事件」よりも社会的に大きな影響を与えた能登半島地震について、もしかしたらご記憶にない方もいらっしゃるかと存じますので、概要をご説明いたします。
本震
発生日時:2007年3月25日9時41分58秒(日本時間)
震央:石川県 輪島市 西南西沖40km
震源の深さ:約11km
地震の規模:マグニチュード6.9
最大震度:6強
津波:珠洲市・金沢港にて約20cmを観測。
余震:最終的に観測されたものは2008年1月26日4時33分のマグニチュード4.8、震度5弱。以上を含め、本震以外に計4回の余震を観測。
被害
具体的な死傷者数を記載するのは避けさせていただきますが、能登半島地震においては建築物への被害が甚大でございました。
多くの地域で停電などが起こり、自衛隊による救出活動など、当分の間緊迫した状況が続いていたことを覚えております。
「苗山事件」NHK総合テレビ
さて、上記の能登半島地震でのパニックの最中、伝説の放送事故「苗山事件」が起こります。
NHK総合テレビ『日曜討論』
地震発生時のNHKは以下の動画(YouTube)にて確認できます。以下の動画には「苗山事件」の瞬間はございません。
なお、こちらの動画はハイパーリンクにて対応させていただきます。お手数をおかけして大変恐縮ですが、ハイパーリンク先をご参照ください。
能登半島地震のNHK(YouTube)
スタッフの声や、様々な物音が時々聞こえるなど、当時深刻な状況であったことが伺えます。
苗山事件の瞬間
上記の動画のNHKの緊急放送は約4時間放送されました。その中で、件の中能登町役場の苗山さんと電話で会話する場面があったのです。その動画が以下の通り(YouTube埋め込み)。
この動画内の通話のやりとりそのものが「苗山事件」と呼ばれているのです。
動画内容
諸事情より「苗山事件」の動画をご覧になれない方もいらっしゃるかと存じますので、私が説明させていただきます。
なお、本動画の画像につきましては、取り立てて都市伝説自体とは無関係でございますので、キャプチャの添付は今回控えさせていただきます。
2秒ほどの沈黙
明らかに先ほどまでの電話相手の声と異なる声質。苗山さんではないように思えます。
NHKアナウンサーによる再三の確認に曖昧な回答のみ。最終的に無反応に。
苗山事件を受けて、2ちゃんねるでの反応
上記の放送後、インターネット、特に2ちゃんねるを中心に噂が広がっていきました。しかし誰もその真相を掴めぬまま、今に至ります。
アナウンサーも納得できてない様子だがしつこくは突っ込まなかったw
苗山さんは地震の直前にUFOを見たと言おうとして、黒服の男達に連れ去られてしまったんだ!!!
声が変わっただけなんだけどな。
田舎町の役場なら珍しくない。
苗山さんですかとの問いに「はい」とは言ってないし。
停電 庁舎 事態 非常 発電
NHKの生放送中の電話回線で
これらのキーワードが含まれたことによって事態は起こった
ある程度の予備知識のあるNHKのアナウンサーは
焦りながらもマニュアルどおりに早々にインタビューを打ち切った
って言われたらしいね
「苗山事件」はあの「鮫島事件」をも超えるのではないかと噂されました。
まさか…ね…
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まとめ
私個人といたしましては、苗山事件にて明らかに声質が変わった後の苗山さんは別人であると思います。
もしかしたら、苗山という名前はメディア対応用のいわば共用ネームで、メディア対応する者は皆、苗山さんになるのかな。
のほほんとした苗山さん派(雑)
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最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。