本エントリーは怖い話を扱っております。ご注意ください。
皆様、『中学生日記』という番組をご存知でしょうか?
『中学生日記』とはNHK名古屋放送局が制作し、2012年まで放送されていた番組です。
番組は多感な中学生が抱えがちな悩みをドラマ仕立てで紹介するという内容になっておりました。
そんな『中学生日記』に
生首が映り込んでいる
というのです。
今回は『中学生日記』から生首心霊現象について解説したく存じます。
目次
生首の回「誰にも言えない」
生首が登場したと思われる問題の映像は2006年7月10日に放送された『中学生日記』「誰にも言えない」という回で放送されました。
意味がわかると怖い画像
掲示板サイトで「意味がわかると怖い画像」として、その『中学生日記』のキャプチャが添付されることがしばしばございます。まずはその画像をごらんください。
「意味がわかると怖い」というだけあって、一見普通の教室風景。
しかし教室の後ろの棚にご注目。
たしかに、『エクソシスト』のリーガンのような恐ろしい顔が映り込んでいるようにも見えます。
これが『中学生日記』に映り込んでいると思われる生首です。
果たして心霊現象なのでしょうか?
実際の動画
下記のリンクはdailymotionの動画です。今回はポリシー上、埋め込みではなくハイパーリンクにて対応させていただきます。お手数をおかけしまして大変申し訳ございません。
中学生日記「誰にも言えない」前編(dailymotion)
「誰にも言えない」ストーリー
諸事情により動画を閲覧できない方もいらっしゃるかと存じますので、以下、私なりに動画内容を説明させていただきたく存じます。
あなたには
消してしまいたい
記憶がありますか?
主人公は東桜(とうおう)中学校3年の秋山拓人。彼は野球部のエースであり、成績優秀、美少年、さらには、女子マネージャーの千秋とは付き合っているという、一見順風満帆な中学生生活を送っていた。
ある日の試合中、後輩がエラーをしてしまう。その罰として、その後輩は同学年の同じ野球部員にズボンを下ろされ、あれこれされてしまう。
その声を後ろで聞いている拓人はどこか様子がおかしく、何か苦しがっているようである。その部室に千秋や担任の女教師が入ってきて、行為は制止されるものの、まだ拓人の様子はおかしい。しだいにパニックに陥り、保健室へ。
後日も何故か拓人の様子がおかしい。心配した千秋が拓人に何が起こったのか尋ねるも、いくら好きな人にも言えないことがあると、千秋の手を叩き払う。
拓人は授業中もうつむいており、時折震えたり、耳を塞ぐなど明らかに異常。授業中に盛り上がった中学生特有の下ネタに反応したのだろうか、何かに過剰な拒否反応をするようである。
エース不在の野球部。キャプテンは投げやり。千秋もキャプテンも、拓人が退部を宣言した理由を知らないようである。
下校途中の拓人。野球への情熱は失っていないのか、公園にてバッターボックスの絵が描かれた壁にボールを投げてみる。しかし、投げるたびにある記憶がフラッシュバックする。ベルトのバックルを外される記憶…。
「ちくしょう。何で僕はあの時、断れなかったんだ。」
時は3月、春休みに遡る。戦力増強のために顧問が柏木という臨時コーチを連れてきた。柏木コーチは東桜中学校のOBで、高校野球・社会人野球でも活躍した輝かしい実績を持つ男だった。
柏木コーチは拓人に目をつけた。彼と拓人だけの居残りの個人練習。始めは拓人も野球の実力をかわれているだと思い、誇らしげであった。
「部室でマッサージをしてやるよ」
練習後、誰もいなくなった部室で着替えをする拓人。そこに柏木コーチがやってきた。着替える拓人の後ろに柏木コーチが迫ってくる…
「どうしてあの時、動けなかったんだ。どうして…」
時は現在、自宅のベッドの上で一人悩む拓人。
千秋は担任に相談するも、担任にもどうすればいいのかわからない。そもそも拓人が何に悩んでいるかもわからないのだ。
ふと、教室で話題になった中学生向けのラジオ番組を聴いてみようと思った千秋と担任。なんでも、中学生の悩み相談にラジオDJが助言をしてくれる番組らしい。番組では中3男子から中1男子が性的な虐待を受けたという悩みが相談されていた。
千秋の春休みの記憶。部室から出てきた拓人と柏木コーチ。なぜか柏木コーチは拓人に厳しい目配せ、千秋を避けるように歩き出す拓人。それ以来、拓人の様子がおかしいような…。
そのことを担任に報告。担任は柏木コーチの件について野球部顧問や他の先生に尋ねてみる。しかし、スポーツマンシップ溢れる好青年であるという評判しかない。
体育の授業後、5人の男子生徒のベルトが盗まれてしまっていることが発覚。キャプテンの脳裏によぎる嫌な予感。キャプテンは部室に担任を呼び出す。キャプテンも春休み以降の拓人の異変、特にベルトの音に過剰反応しているということに気づいていたのだ。
担任は拓人が体育館裏で何かを埋めているのを発見。何があったのか尋ねる。答えは無く、仕方なく、埋められているものを確認する。案の定、ベルトであった。それを取り出す音に過剰反応する拓人。
拓人の回想。やはり、柏木コーチに性的虐待を受けていた拓人。明らかにそれがトラウマになっていたのだ。
さらに担任の回想。彼女もまた、過去に性的虐待を受けた被害者であった。
よろよろ歩き出す拓人。
<後編に続く>
生首のシーンは?
上記のようにストーリーは生首とは無関係です。内容は重苦しいですがね。
生首が登場するのは、休み時間、回りの生徒(モブ)が他愛もない会話をしている場面です。
BLコミックを読む女子にあつまる女子達。
という突っ込みどころ満載のシーン。しかし問題の生首には触れられず。
本当に生首なのでしょうか?
何かが生首のように見えただけなのでは?
他のシーンで後ろの棚が映っていないかを確認してみましょう。
他のシーンではどのように映っているのか?
まずは、その直後。担任の先生が教室に入ってきて、生徒達が自席に戻るシーン。
なにかの紙袋のように見えます…。
恐らくこれが生首なのではないかと思うのですが…
次に体育授業後の教室。
生首が入っていた棚には明らかに生首とは別のものが入っております。おそらく別テイクだったのでしょう。
最後に確認できたのは【後編】での、
いらつくキャプテンのシーン。
見えそうで…
見えない!!これも生首にみえるものだと思うのですが…
まとめ
生首なんかより、柏木コーチの方が怖い(意味深)
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最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。