ハンドスピナーブームは悪魔崇拝者によって起こされた

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2017年、日本に大ブームをもたらした「ハンドスピナー」というおもちゃ。

※ご存知のない方の為に最初の項目で説明してございます。

私は残念ながら購入には至っておりませんが、お祭りの屋台でも「ハンドスピナー専門くじ屋さん」が登場するなど、ブームになっていることは伺えます。

その人気は日本だけのものではございません。

むしろ発祥元のアメリカの方がブームは激しいかも。

さて、そんな皆大好きハンドスピナーなのですが、実は怖い都市伝説が噂されているのです。なんでも、ハンドスピナーのブームは

悪魔崇拝者によって起こされた

というのです。

今回は「ハンドスピナー、悪魔崇拝説」をご紹介したく存じます。

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ハンドスピナーとは

そもそもハンドスピナーとは何ぞや、とお思いになられる方もいらっしゃると存じます。

なぞなぞ

そこでまずはハンドスピナーについてご紹介いたします。

回転するおもちゃ

ハンドスピナーは簡単に申し上げるならば、「ボールベアリングで回る板」です。

英語ではフィジェットスピナー(fidget spinner)と呼ばれることが多いです。

ちなみにボールベアリングとは、金属製の小さいボールを内部に搭載してスムーズな回転を促す装置です。ハンドスピナー以外のボールベアリングの用途としては、パソコンの冷却ファンの回転軸の軸受けなどが挙げられます。

ハンドスピナーの本体は基本的に片手に収まるサイズです。

遊び方

ハンドスピナーの遊び方は極めて単純。板の部分に力を加えて回転させて楽しむだけ。

ただその回転させる場所は様々で、例えば…

机の上で…

人差し指の上でバランスをとって…

親指と人差し指に挟んで…

キツネで…

ハンドスピナー上級者になると様々な技で魅せるようになるそうですが、基本的には特別なテクニックはいりません。

板に少しだけでも回転させるような力が加われば、あとはベアリングの力で長時間回り続けるのです。

ハンドスピナーの起源

ハンドスピナーに特別なテクニックを要しないのには理由がございます。

ハンドスピナーの開発者キャサリン・ヘッティンガー氏は重症筋無力症という難病を患っておりました。彼女はこの難病で筋肉に思うように力が入らなかったのです。

このままでは娘と遊べない。でも、娘と遊びたい。

そこで小さな力でも動かせるハンドスピナーを開発したのです。

ちなみにキャサリン氏がハンドスピナーを開発したのは1993年。

当時開発されたハンドスピナーは特にベアリングなどの特殊な機構を用いておらず、UFOのような形で皿回しのようにして遊ぶおもちゃでした。


それが改良されて今のようなベアリング式のハンドスピナーになったのですね。

ちなみにキャサリン氏は1997年にハンドスピナーの特許を取得しましたが、特許更新料を支払うことが出来ず2005年に特許が切れております。

ハンドスピナーのブーム

ハンドスピナーが日本で流行したのは2017年ですが、アメリカでは2016年の段階で既に大ブームが発生しておりました。

米フォーブス誌「2017年必須のオフィス玩具」

ビルゲイツ氏や孫正義氏の資産を紹介する「世界長者番付」等で有名なアメリカの経済誌『Forbes(フォーブス)』。

そんなフォーブス誌において、2016年12月23日、「Must-Have Office Toy For 2017(2017年必須のオフィス玩具)」という記事が掲載されました。

その記事の中で何とハンドスピナーが紹介されたのです。

これをきっかけにアメリカ全土でハンドスピナーは大ブーム。

参照:Must-Have Office Toy For 2017|forbes

Google トレンド

Googleにおいて最近のホットな検索ワードを知ることができる「Google トレンド」では、2017年4月頃に「fidget spinner」の検索数が急上昇したことが伺えます。

もう世界的大ブーム。

そして日本にも

冒頭で述べさせていただいたように、日本でもハンドスピナーが流行り始めました。

そのきっかけは、おそらくYouTubeで動画を投稿なさっているSEIKIN(セイキン)氏の動画でしょう。


彼がハンドスピナーを紹介する動画がアップロードされたのが2017年3月28日。その動画の再生数は300万回を突破しております。

さらにSEIKIN氏の弟であるHIKAKIN(ヒカキン)氏が2017年5月24日にアップロードしたハンドスピナーの動画の再生数は700万回を突破するなど、すさまじい話題を呼んだことが伺えます。

【最強決定】ハンドスピナー頂上決戦!民族 vs ニセ民族!【ヒカキン vs セイキン】(YouTube)

※Seikin氏もHKIKAKIN氏もYouTube界隈ではかなり有名らしく、いまや日本で何らかのブームを作っているのは彼らであると考える方もいらっしゃるようです。

悪魔のサイン?!

そんな大人気のハンドスピナーでございますが、実は上記に悪魔につながるヒントとなる画像が掲載されていたのですが、お気づきになられたでしょうか。

OKサイン

ハンドスピナーを持つときに「OKサイン」のように、中指と親指でベアリング部分を挟むようにする人が多いそうです。

「OKサイン」といえば、

獣の数字「666」ですよね。ちなみに「666」が何故悪魔に繋がるのかは以下のエントリーをご覧ください。

<<「666」の意味。獣の数字、黙示録に書かれた預言とは?>>

コルナサイン

「OKサイン」はわからなくもありません。私ももしハンドスピナーを手にしたら、親指と人差し指でベアリングを挟んで遊ぶと思います。

しかし、他にもメジャーな持ち方があるというのです。

それが、日本のいわゆる「キツネサイン」

「コンコン」とするやつです。

実はこのサインは敬虔なキリスト教徒の方々が忌み嫌うサイン。

2本の突き立った指が「悪魔の角」のように見えることから、「デビルズホーン」「コルナサイン」などと呼ばれ、古くから嫌われてきたのです。

よくヘビーメタル系のバンドマンが「ヴォオオイ゛」とかやるときに、このデビルズホーンを突き立てますが、あれです。

ともかくワルっぽいのポーズなのです。

南米の牧師がキレた?!

この都市伝説の発祥は南米はパラグアイのユアン・マリアーノ・アバロス牧師だといわれております。その警鐘が以下の動画に。


スペイン語は翻訳できませんが、なんとなく牧師さんがハンドスピナーやめとけと言っているのはわかります。

めちゃめちゃ嫌悪感出してますね。

まとめ

ハンドスピナーのブームが去ったあと、「あんな都市伝説まで噂されてたなー」と冷ややかに思っていただけると幸いです。

ボーン

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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