日本で最も人気のあるテーマパークといえば、高子沼グリーンランド
東京ディズニーランド(含ディズニーシー)
かと存じます。
東京ディズニーランドは1983年の開園時からゲスト(来園者)に夢の体験を与え続けてくれています。関東の首都圏にお住まいのお子様ならば、年に一度は行きたい場所の1つになるのではないでしょうか。
さて、そんなディズニーランドでございますが、人が多く集まるだけあって、あることないこと様々な都市伝説が噂されております。
本エントリーではディズニーランドにまつわる都市伝説を簡単にご紹介したく存じます。
目次
クラブ33の入り方
東京ディズニーランドには「クラブ33」という完全会員制のレストランがございます。
通常ディズニーランド内ではアルコール類は販売されていないのですが、クラブ33のみアルコール類を注文することができるそうです。
さらにクラブ33限定グッズ等も販売されており、もしオークションに出品した場合、とんでもない価格がつくとか。
さて、そんなプレミアムな会員制のレストラン。場所はもちろん、入る方法も気になりますよね。
場所は東京ディズニーランドのワールドバザール(入り口付近のアーケード)内のマジックショップと三井住友銀行の間にございます。
もちろんフラっと行って入ることはできません。都市伝説として、株主優待説・紹介説・クレジットカードの特典説などがございますが、現在確実といえるのはクレジットカードの特典だと存じます。
この都市伝説について詳しくは下記のエントリーでご覧ください。
日本初のディズニーランド
ご存知かと存じますが、ディズニーランドのオリジナルは日本ではなくアメリカ。東京ディズニーランドはアメリカから渡ってきたテーマパークなのです。
皆様のほとんどは「東京ディズニーランドが日本初のディズニーランド」だと思われているのではないかと存じます。
・・・しかしながら、実は東京ディズニーランド以前に、ディズニーランドは営業していたという都市伝説がございます。
デパートの屋上、期間限定とのこと。
この都市伝説について詳しくは以下のエントリーをご覧ください。
<<日本で始めてできたディズニーランドは東京ディズニーランドではない!>>
消防車や救急車が常駐?!
東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランドの安全管理は高い水準であることで有名です。
この安全管理の一環で、東京ディズニーリゾート内には2台ずつ消防車と救急車が常駐しているという都市伝説がございます。
このような徹底した安全管理のおかげで、ディズニーランドに訪れたゲストは安心して楽しめるのでしょう。
この都市伝説について詳しくは以下のエントリーをご覧ください。
<<東京ディズニーリゾート内には緊急車両が常駐している?!>>
ディズニーランド永久パスポート
近年、ディズニーランドの入場料がどんどん引き上げられております。
そんな中、永久に入場無料になるパスポートが存在するという都市伝説がございます(とはいえ、アメリカでの都市伝説ですけども)。
都市伝説によると、アメリカのディズニーランドで出生した赤ちゃんには、生涯入場無料になるパスポートが与えられるというのです。
その詳細・真偽については以下のエントリーをご覧ください。
<<米ディズニーランドで生まれた子供は生涯パスポートが貰える?>>
ホーンテッドマンションの伸びる部屋の仕組み
東京ディズニーランドのアトラクション「ホーンテッドマンション」。ホーンテッドマンションに並んでいる際に、2番目に通される「伸びる部屋」。
その伸びる部屋の仕組み、皆様はご存知でしょうか?
実はホーンテッドマンションの伸びる部屋の仕組みは海外のディズニーランドとは異なるという都市伝説がございます。
この都市伝説について詳しくは以下のエントリーをご覧ください。
<<ホーンテッドマンションの伸びる部屋の仕組みは海外と違う>>
イッツ・ア・スモールワールドの隠し人形
東京ディズニーランドのアトラクションで老若男女に親しまれるアトラクションの1つに「イッツ・ア・スモールワールド」が挙げられます。
イッツ・ア・スモールワールドは「怖い」という感情とはかけ離れた、楽しく平和的なイメージのアトラクションなのですが、怖い都市伝説が時折噂されることがあるのです。
その1つに「イッツ・ア・スモールワールドには普段は見えない人形がある」という都市伝説がございます。都市伝説によると、その人形は天井高くに吊り下げられており、アトラクション点検などの業務中に点灯するライトが点いていなければ見ることができないというのです。
その人形が何のために設置されているのか、実在するものなのか、不明です。
この都市伝説について詳しくは以下のエントリーをご覧ください。
「アンディが来た!」
ディズニーランドを歩いていると、『トイ・ストーリー』のキャラクターに出会うことがあると存じます。
都市伝説によると、トイ・ストーリーのキャラクターに会った際に、「アンディが来た!」と叫ぶとそのキャラクターがおもちゃのフリをし、場合によってはその場に倒れこむこともあるというのです。
なんだか、過激ですね!
この都市伝説について詳しくは以下のエントリーをご覧ください。
<<「アンディーが来た!」ディズニーランドでトイ・ストーリーのキャラに会ったら>>
シンドバッドのリニューアル前が怖い
東京ディズニーシーにあるアトラクション「シンドバッド ストーリーブック・ヴォヤッジ」。これは東京ディズニーランドでの「イッツ・ア・スモールワールド」的なライドアトラクションで、現在は小さなお子様でも楽しめる内容になっております。
しかし、このシンドバッド ストーリーブック・ヴォヤッジは実はリニューアル後で、リニューアル前は子供なら泣き出してしまうほど怖いアトラクションだったのです。
リニューアル前とリニューアル後の比較など、詳細は以下のエントリーをご覧ください。
<<ディズニーシー「シンドバッド」のリニューアル前が怖い・・・>>
閉鎖されたジャングルブックのテーマパーク
莫大な資本を有している米ウォルト・ディズニー社は、広大なアメリカでいくつもテーマパーク計画を進めております。中には中止となったものもございます。
アメリカの土地の広さゆえなのか、そのほとんどが撤去されることがなく残っているそうなのです。
今回の都市伝説に登場するジャングルブックをテーマにしたテーマパーク「モーグリの宮殿(Mowgli’s Palace)」もその1つ。
ディズニー廃墟はアメリカの廃墟マニアにとっては人気のスポットで、モーグリの宮殿も例外ではありません。
この都市伝説はある男性がモーグリの宮殿のキャスト専用エリアに入り、恐怖の経験をしたというもの。この男性から広まった都市伝説により、モーグリの宮殿に赴くことはタブーとなったそうです。
モーグリの宮殿の都市伝説について詳しくは以下のエントリーをご覧ください。
WDWのリバーカントリーの閉鎖の真実
アメリカのフロリダにあるWDW(ウォルト・ディズニー・ワールド)にはいくつものディズニーパークがございます。かつてその中に「リバーカントリー(River Country)」と言う、水を利用したプールのディズニーテーマパークがあったのです。
しかし、そのテーマパークはある日を境に完全閉鎖されてしまいます。この閉鎖の背景に怖い都市伝説がございます。
先のモーグリの宮殿よろしく、ディズニー廃墟となったリバーカントリーに冒険に行く人は今日も後を絶ちません。おかしなことに、園内のBGMが未だに再生されているというのです。
閉鎖後何年も経っているのに、何故BGMも流されているのでしょうか。憶測が憶測を呼び、都市伝説として広まっております。
以下のエントリーでは、ディズニーワールドのリバーカントリー閉鎖前日の映像を見た女性の証言をまとめております。
<<ディズニーワールドの「リバー・カントリー」が閉鎖された真の理由>>
トゥーンタウン独立テーマパーク説
トゥーンタウンはおなじみのディズニーキャラたちのエリアですが、実は当初はロジャー・ラビットというキャラクターをメインにした、独立の遊園地として竣工する予定だったという都市伝説がございます。
ロジャー・ラビットとは映画『ロジャー・ラビット』に登場する白いうさぎ。都市伝説によれば、トゥーンタウンは「ハリウッド・タウン」として、トゥーンの世界観をより色濃く表現するようなテーマパークとして、カリフォルニアに開業する予定だったのです。
詳しくは以下のエントリーをご覧ください。
<<トゥーンタウンは独立したテーマパークになるはずだった>>
(番外編)USJにディズニーキャラがいる
東京ディズニーランド・ディズニーシーのライバルとして知られている「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」。
USJは東京ディズニーランドより後にできたテーマパークでありながら、「東に東京ディズニーランドあれば、西にUSJあり」と言わせるほどの大健闘をしております。
さて、そんなUSJにおいて、ある意味タブーなのがディズニーキャラの存在。しかしそんなUSJにディズニーキャラクターがいるという都市伝説がございます。
その都市伝説によるとUSJにて現在確認できるのはアトラクション「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」内。
過去にはお菓子屋さんのショーウィンドウの中にドナルドダックを確認できたのですが、現在は撤去されてしまったようです。
ちなみに海外のユニバーサル・スタジオでは、ディズニーキャラがもっと過激な登場をしております。
詳しくは以下のエントリーをご覧ください。
<<USJにディズニーキャラがいる?!ジュラシックパーク?ドナルド?>>
エントリーのないディズニー都市伝説
以下は現在、幣ブログにおいて独立のエントリーを設けていないディズニーの都市伝説です。
ディズニーランド内にミッキーは1体のみ
ディズニーランドのスーパースターであるミッキーマウス。ディズニーランドに訪れた方なら一度は会ってみたいと思うキャラクターです。
しかし、開園のあいさつ、パレード、ミートミッキー(ミッキーに会えるアトラクション)を除いて、なかなか遭遇することはできません。
というのも、実はミッキーはディズニーランド内に1体しか同時に現われないというのです。ミッキーのスケジュールは分単位で綿密に組まれており、世界のディズニーランドを考えても1体しか登場しないとも噂されております。
ただ常時ミッキーと記念撮影することのできる先述のミートミッキーというアトラクションだけは例外で、パレード中であってもミッキーにあうことができるようです。
キャラの鉢合わせ
先の都市伝説で、ディズニーランドでのミッキーマウスのスケジューリングは周到になされていそうなことが伺えます。
しかしながら、それ以外のキャラクターについてはディズニーランド内に同時に2体以上登場することがあるそうです。当然、同キャラが鉢合わせないように考えられてはいるものの、時折同じキャラクターが鉢合わせてしまうことがあるとか。
中でも面白いのが、
- チップとデールが鉢合わせて、4体のリスになってしまった。
- 『白雪姫』の7人の小人が鉢合わせて、14人の小人になってしまった。
とセットキャラが鉢合わせると、とんでもないことになりますね。
恐怖のミッキーマウス
ディズニーランドには通常のかわいらしいミッキーマウスの他に、「恐怖のミッキーマウス」が出現することがあるそうです。
恐怖のミッキーマウスはあまりにも怖い風貌をしているため、発見した際はすぐにわかるとのこと。具体的な証言としては、牙がむき出しで、今にも襲い掛かってきそうな見た目であったとのこと。
もはや野獣。
ちなみにこのミッキーのフィギュアは、『Runaway Brain』という作品で怪物と精神を交換されてしまったミッキーです。
ウェスタンランドの「アメリカ河」のこだわり
東京ディズニーランドのウェスタンランドとクリッターカントリーを流れる大きな川「アメリカ河」。
その河にはマークトウェイン作『トム・ソーヤの冒険』という冒険小説をモデルにしたアトラクション「トム・ソーヤ島」がございます。さらにマークトウェイン氏から名前をとった「マークトウェイン号」が運航している等、「アメリカ河」は『トム・ソーヤの冒険』とは切っても切り離せない関係があるのです。
そんな『トム・ソーヤの冒険』の舞台となったのが、アメリカを流れる実在する大河「ミシシッピ川」。実は東京ディズニーランドの「アメリカ河」は「ミシシッピ川」をイメージして作られたと言われております。
見た目をミシシッピ川に似せているのは当然ですが、実はアメリカ河には実際にミシシッピ川の水が流れているというのです。
東京ディズニーランドがオープンした1983年にアメリカ河の「マークトウェイン号」運航開始記念セレモニーが行われました。そのときに初代ディズニーアンバサダー寺崎八重子氏がアメリカ河にミシシッピ川の水を注ぎいれるという儀式がございました。
今でも、東京ディズニーランドに訪れたアメリカ人の中には「故郷の匂いがする」と感じる方もいらっしゃるそうです。ルーブルで浮世絵を見て、日本っていいなって感じるのと同じですかね。違うか。
シンデレラ城の「幸せのピアス」「呪いの指輪」
シンデレラ城は、アトラクション「シンデレラ城ミステリーツアー」がなくなった今も東京ディズニーランドのシンボルとして輝いております。
そんなシンデレラ城、一階部分は通り抜けることができるトンネルになっており、高級ガラス細工店があり、通り抜けたことがある方は多いかと存じます。
しかし、シンデレラ城のトンネルの壁にはモザイクタイルで描かれた絵画を確認した方は少ないかもしれません。
その壁画では舞踏会の様子が描かれているのですが、その中に光り輝くピアスをつけている女性がいるのです。実はそのピアスに触れると、願いが叶うという伝説が!このピアスは本物のダイアモンドであるとも言われており、「幸せのピアス」と呼ばれております。
一方、その壁画の右にある壁画に描かれている女性。彼女はディズニー映画『シンデレラ』で登場する継母で、物語では主人公であるシンデレラを虐げる悪役です。この継母がつけている指輪、こちらは「呪いの指輪」と呼ばれており、触ると必ず不幸が起こるそうです。
なぜそんなものを設けたのだ。
カリブの海賊の兄弟
東京ディズニーランドでおなじみの「カリブの海賊」。
最初の沼地は「ジャン・ラフィット」という実在した海賊の隠れ家という設定なのですが、その沼地に立つ小屋の前で、のんびりとバンジョーを奏でているおじいさんがおります。
決して隠されているというわけでもないので、このおじいさんについては見たことがある方が多いかと存じます。実はこのおじいさんには双子の兄弟がいるのです。
その兄弟がいるのは、ビックサンダーマウンテンの裏の小屋。しかしビックサンダーマウンテンに搭乗しても彼の姿を見ることはできません。
彼を見るにはカヌーに乗るのが一番かと存じます。
ちなみに、カリブの海賊にいるのが「チャーリー・サム」おじいさん。
ビックサンダーマウンテンにいるのが「セドナ・サム」おじいさんです。