幼稚園生のヒーローといえば「アンパンマン」。
故やなせたかし氏が描いた絵本作品『それいけ!アンパンマン』の主人公です。
アンパンマンの住むパン工場には、アンパンマンの他に
「ジャムおじさん」
「バタコさん」
「めいけんチーズ」
がいます。
実はこのメンバーには元々はバイキンマンの手下だった奴がいるというのです。
それは…
「めいけんチーズ」
今回は『それいけ!アンパンマン』から「チーズ」の都市伝説をご紹介したく存じます。
目次
めいけんチーズ
まずは皆様に今はめいけんチーズは悪役ではないということを改めてご承知いただきたいと思います。
そこで、めいけんチーズ(以下チーズ)のアンパンマンチームへの貢献をご紹介いたします。
パン工場の犬
まずチーズはパン工場の犬として、みんなの癒しの対象になっています。
彼は二足歩行が可能なのにもかかわらず、たびたび四足歩行になります。
つまり彼には
あくまでペットである
という自覚があるということ!
すばらしい精神!!
情熱のパン作り
普段はペットとしての使命を忘れないチーズですが、彼はなんとパン作りにも精通しております。
真剣な表情で、必死にパン生地をこねています。
直前まで四足歩行をしていたと思うと、どこか嫌な気分になる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、激戦を繰り広げた後のアンパンマンの顔も食べる世界ですので、多少はね?
バイキンマンとの交戦
現在、チーズはアンパンマン陣営の味方。有事の際は戦闘員としても自らバイキンマンに立ち向かうことがございます。
大勢のかびるんるんを率いてパン工場に襲撃したバイキンマンを追い払うことも。
大型免許取得
チーズは犬であるにもかかわらず、ジャムおじさんの愛車「アンパンマン号」の操縦にも長けております。
ジャムおじさんからも「チーズ、安全運転で頼むよ!」と言われる始末。これはもうチーズではなく、チーズさんなのでは?
飛行機も操縦できる?!
実はチーズは自分のマシンを持っております。その名も「チーズバケット号」。
後にはガールフレンドの「レアチーズちゃん」専用のシートまで完備。なんというスーパードッグ。
チーズのやんちゃ時代
上記のように今は実に貢献的なチーズ。かわいいです。
さてここからが本題。チーズにはバイキンマン側についていた時代があったというのですが…
いちごえほん版の第65回
チーズの初登場と言われているのが、「月刊いちごえほん」の1985年1月号。
犬が苦手なアンパンマン
実は当時の設定ではアンパンマンは犬が苦手でした。それをバイキンマンの仲間の「ふけつまん」が知ってしまいました。
チーズに乗って攻め込むバイキンマン
そこでバイキンマンが犬に乗ってパン工場に責めてきたのです。その犬の名前はなんと「チーズ」。
チーズに乗ってやってきたバイキンマンを見たアンパンマンはパン工場から出たがりません。しょくぱんまんも居合わせておりましたが、彼も犬が苦手なようです。
そこで立ち上がったのがバタコさん。彼女は犬の扱いに長けていたのです。バイキンマンに乗ったチーズがチーズ(食べ物)が好きであることを見抜き、チーズを使ってチーズを手懐けました。
パン工場で飼うことになった
チーズはその後、パン工場を離れようとしませんでした。なんと、チーズはバタコさんに惚れてしまっていたのです。
すっかり気をよくしたバタコさんはジャムおじさんにチーズを飼ってもいいか頼みました。
アンパンマンたちは即座に反対の意を唱えましたが、ジャムおじさんは「今年は戌年だから…」という理由でチーズを飼うことを許可しました。
晴れてパン工場の犬になったチーズ。
反対していたアンパンマンたちも気に入ってくれたようです。
まとめ
個人的に「はんたい!」と即答したアンパンマンたちが草。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。