皆様は地獄はどこにあると考えておりますか?
「地獄は死後の世界。そんなものは信じない。」
「天国は空で、地獄は地中でしょ?」
「大分県の別府温泉」
等など、いろいろな意見があると思います。今回ご紹介する都市伝説に登場する博士は、地質研究の過程で地獄を垣間見てしまったそうです。
なんでも、研究に際して地底深くを掘り進んでいる際に、
苦悶の叫びがどこからともなく聞こえてきた
というのです。今回はこの地球の叫びに関する都市伝説をご紹介したく存じます。
ロシアの地質調査
ロシアにある廃墟、「コラ半島超深度掘削坑(コラはんとう ちょうしんど くっさくこう)」。
これはロシアの地質調査のために開けられた穴が沢山ある施設で、深い穴で深さ12km以上あるものもあるといわれております。
世界で最も深い海、「マリアナ海溝」の計測可能な深度は約10km。2017年7月現在の計測によれば、この掘削坑は海よりも深いということになります。
地底12kmの世界
ロシアの研究者たちは、1970年から1992年にかけて掘削をし続けました。ロシアの研究者達がこの研究で発見したものとしては、
- 深度5kmから10kmにかけて岩石が、花崗岩(かこうがん)から玄武岩(げんぶがん)へと変化した。
- 岩石には水が含まれていた。
- 高濃度の水素が存在していた。
などなど。
ほとんどはロシアの研究者の仮説を裏付ける程度のもので、結果に驚いたということは少なかったそうです。
本当はあった14kmの穴
現存している穴は約12kmが最深ですが、実はロシアの地質調査グループは14.4kmまでの穴を掘り進めたというのです。
しかし調査グループはその穴を塞ぐ決断をしました。この穴について、地質調査グループのAzzacov博士はインタビューにて以下のように語っております。
地下1万4400メートルに差し掛かった時だ、ドリルが急に回転し始めた。それはそこに空洞か洞窟がある事を示している。
温度センサーは摂氏2000度まで上昇していた。我々はマイクを下ろし、岩盤の動きを調査する計画を立てた。
しかし、岩盤の動きの代わりに、我々は叫び声をあげる人間の声が聞こえたんだ。最初、その音は自分達の装備・設備から起こっていると思ってそれらを調整した。
しかしそれは我々が最も恐れていたことを確定させてしまった。叫び声は一人の人間のものではなく、何百人もの人間の悲鳴だったんだ・・・
これは当時のフィンランドの新聞に記載されたインタビュー内容です。
さらに当時の地質調査グループによると、「ドリルが引っ張られるような力を感じ、引き上げてみるとドリルが消失してしまっていた」とのこと。
ちなみに当時使用されていたドリルは、理論上摂氏6000度でも溶けないという特殊なドリル。仮に摂氏2000度の地底でも、ドリルが解けてなくなってしまうことは考えづらいのです。
博士は地獄だと考えた
Azzacov博士は「叫び声」について、下記のような見解を述べております。
私は天国や聖書を信じない。
しかし、科学者として地獄の存在は信じる。
今回の発見をして我々は非常に驚いている。
そこで何が起きたのか、何が起きたのかわかっている。
我々はドリルで地獄の扉に穴を開けたと確信している。
公式ではマグマの噴出を恐れて穴を塞いだとされているこの14.4kmの穴。しかし、実際は地獄を恐れて穴を塞いだのかもしれません。
問題の音声
以下は問題の音声を収録した動画(YouTube)です。
確かに叫び声ですね。
まとめ
別府温泉に行きたい。
最後までお読みくださいましてありがとうございます。