『1dallar.wav』の呪い①

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本エントリーは怖い話を扱っております。ご注意ください。

パソコンを動作させるには基本的にはOSが必要です。

皆様は、どのようにOSをパソコンに導入しますか?

家電量販店などでは、最初から入っていることも多いですし、中古でも多少お金を出せばOSを導入済みにすることができます。私なんかは、機械に弱いので、こちらですね。

ですが、自分でパソコンを組み立てる人や、お金を節約したい人などは、自分でOSの入ったディスクを購入していれることもあるかと存じます。

今回はそんなOSの話。

オークションで入手した『Windows XP』のOSディスクに呪いのファイル

1dallar.wav

が入っていたというのです。海外の都市伝説ですが、今回は1dallar.wavについてまとめてまいりたく存じます。

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『1dallar.wav』ブログでの投稿

以下は、John Goodman氏のブログの投稿のコピペを、私なりに翻訳したものです。同じ文章がやけに続くような箇所がありますが、仕様ですのでご了承ください。なお、原文は、http://creepypasta.wikia.com/wiki/1dollar.wavをご覧ください。

2011年8月11日

古いパソコンをアップグレードさせるため

パソコンが落雷でお釈迦になってしまい、俺には古いパソコン1台しかなかった。幸い、壊れたパソコンのデータはすべてバックアップしておいたけどね。その古いパソコンは『Windows 98』で動作していたから、必然的にOSのアップグレードが必要だったんだ。そこで手ごろな価格で新しいOSのインストールディスクが売っていないか『Windows 98』を使って検索してた。皆は「新しいパソコンを買ったら?」と思うかもしれないし、俺もそうしたかったんだけど、金銭的に余裕がなかったんだ。だから、俺に残された唯一の選択肢は、古いものをアップグレードすることのみだった。とにかく、俺は誰かが手ごろな値段で『Windows XP』の海賊版でも販売していないかと、e-Bay(海外のオークションサイト)を検索した。俺のパソコンは『Windows VISTA』とか『Windows 7』を動かすにはスペック不足だったから、『Windows XP』しかなかったわけ。

格安の『Windows XP』

とある出品者が『Windows XP』のフルインストールディスクをたった1.45$で売っていた。誰も入札していない。俺は入札した。その後、他の誰も入札することはなかった。言うまでもなく、誰とも競り合うことなく、俺はディスクを落札したんだ。数日後、俺は白い封筒を受け取った。封筒を開けて中を確認してみると、それは普通のXPのインストールディスクと同じもののように見えた。俺は古いパソコンにディスクをいれ、通常通りインストールを始めた。インストールを待つ間、俺はポップコーンを食べたり、用を足したり、テレビを見たりしながら、インストールの進行状況やダイアログボックスへの応答、登録コードの入力などを時折チェックしてた。そして、ようやくパソコンを使えるようになったんだ。

謎のファイル「1dallar.wav」

俺はまず、バックアップしてあったデータをパソコンに移動させた。その作業は、結構面倒くさかったが、ついに俺の望むパソコンになってくれた。俺はパソコンの電源を消して寝てしまう前に、パソコンの内部をランダムに見てみることにした。そして俺は「C:\ WINDOWS \ Media」フォルダに行き着いた。ふと、「1dallar.wav」というファイルの存在に気がついたんだ。俺はそんなファイルをパソコンに入れた覚えはないから、インストール時に他のファイルにまとめてついてきたファイルだと思った。でも、落雷で壊れたパソコンは『Windows 7』にアップグレードする前は、『Windows XP』で動いていたんだが、『Windows XP』時代にそんなようなwavファイルは見かけたことがなかったことを思い出した。好奇心に突き動かされ、俺はファイルをダブルクリックした。ファイルが開く。

それは非常に気味の悪いファイルだった。聞こえたのは酷く捻じ曲がった異音、めちゃめちゃに歪められた音楽。そのファイルは、ちょうど4分間の気味悪い異音だった。俺は怯えたよ。夜だし、寝ている犬が俺の唯一の相棒だ。そんな中、覚えのないファイルを発見。それはどうやら正規の『XP』のものではないらしい。極めつけは4分の気味の悪い異音だ。と、ともかく、それはシステムフォルダ内にある。俺はなんらかのウィルスではないかと思い、ファイルをスキャンした。…ほっれ、やっぱりトロイの木馬が見つかったじゃねーか。だが、俺はその進入経路を把握できなかった。『Windows XP』がインストールされてから、ほとんどインターネットに接続していなかったんだ。ふと、俺は気づいた。インストール中、画面に一瞬例のファイル名がちらっと映ったのを見た気がした。俺はある結論にたどり着く。

ディスクは改ざんされたものである!

俺はトロイの木馬と、「1dallar.wav」を削除し、俺のウィルス対策ソフト(MalwareBytesの『Anti-Malware』と『Microsoft Security Essentials』)を用いて、完全なシステムスキャンを行うことにした。スキャンを終えるには時間がかかる。俺は寝ることにした。俺はまだ少し怒っていた。俺は時間をかけて、パソコンをセットアップして、ようやく自分の望むパソコンとして使えると思っていた矢先、インストールディスクが改ざんされていることがわかったのだから。俺は寝ることにした。俺はまだ少し怒っていた。俺は時間をかけて、パソコンをセットアップして、ようやく自分の望むパソコンとして使えると思っていた矢先、インストールディスクが改ざんされていることがわかったのだから。俺は寝ることにした。俺はまだ少し怒っていた。俺は時間をかけて、パソコンをセットアップして、ようやく自分の望むパソコンとして使えると思っていた矢先、インストールディスクが改ざんされていることがわかったのだから。

▲以後、このように謎の反芻が行われることがございますが、原文でそのようになっております。

ドルまみれのパソコン

俺は翌朝目を覚まし、朝食を食べ、シャワーを浴び、歯磨きをし、パソコンのある部屋に行った。俺はパソコンの前に座って、モニターの電源を入れた(モニターについては昨夜寝る前に電源を切った)。俺は俺が見たものを信じることができなかった。

デスクトップの背景が、1ドル紙幣に変更されていたのだ。2つのウィルス対策ソフトがクラッシュしたというエラーと、他にはすべて空白にOKボタンのみのついた「1dallar.wav」と題されたダイアログボックスが何個も表示されていた。俺のデスクトップ上のアイコンはすべて、ゴミ箱でさえ、「1dallar.wav」へのショートカットに置き換えられていた。「スタートボタン」が「1dallar.wav」と表示されており、通常のwindowsの旗のロゴも「$」マークになっていた。管理者名が「1dallar.wav」に変更され、アカウント画像が1ドル紙幣になっていた。俺はクラッシュしたMalwareBytesとMicrosoft Security Essentialsの両方のエラーについて、「エラーレポートを送信しない」をクリックした。空白のダイアログボックスのOKを一つ一つ押していった。そして画面上のすべてのウィンドウがなくなった。俺は「1dallar.wav」のメニューを開き、「シャットダウン」をクリックしたが、おなじみのclunkエラー音が出るだけだった。俺は強制終了しようとした。だが、電源ボタンを押しても反応なし。最終的に、パソコンのコンセントを抜いて、やっと電源を切ることができた。俺は「1dallar.wav」のメニューを開き、「シャットダウン」をクリックしたが、おなじみのclunkエラー音が出るだけだった。俺は強制終了しようとした。だが、電源ボタンを押しても反応なし。最終的に、パソコンのコンセントを抜いて、やっと電源を切ることができた。俺は「1dallar.wav」のメニューを開き、「シャットダウン」をクリックしたが、おなじみのclunkエラー音が出るだけだった。俺は強制終了しようとした。だが、電源ボタンを押しても反応なし。最終的に、パソコンのコンセントを抜いて、やっと電源を切ることができた。

俺はコンセントを再び差し込んだ。セーフモードで起動して、ウィルス対策ソフトを開こうとしたんだ。だが、それをした瞬間、俺のパソコンはいままでに聞いたことのないような奇妙な騒音を発し、急に電源が切れてしまった。電源ボタンを押しても、反応はない。もううんざりだ。あの忌々しいウィルスは俺に残された唯一のパソコンを完全に破壊したんだ。俺はインターネット上で感染したわけじゃない。OSについてきたんだ。

まぁ、それはそれで済んだことは仕方がない。俺はスーパーでちょっと買い物をしなければならなかったので、犬を連れて家を出た。

友人の家のパソコンが頼り

新しいパソコンを買うには、まだお金が足りない。俺はメールチェックや、オンラインバンクで決済するなどパソコンを使わなければいけないときには、ありがたいことに友人がパソコンを貸してくれたんだ。この「1dallar.wav」に関するブログを書いているときも、彼のパソコンを使ってる。「1dallar.wav」の分析もこのパソコンでしてる。俺の読んだ謎の文章によると「最後の証拠」は誰かと共有すると、破壊されるらしいのだ(これについては後に記載する)。俺は「1dallar.wav」の秘密についてもっと徹底的に研究することにした。俺がそれにまつわる不吉な謎を理解するまで。

ここで皆は疑問に思ったと思う。
俺のパソコンが壊れた後、どうやって「1dallar.wav」を手に入れたのか。

消えたパソコン。ディスク。

さて、俺が家に帰ると、愛犬の耳が震え立ち、ワンワン吠え出した。愛犬はパソコンのある部屋のにおいにたどり着いた。一見、なんにも問題はないように思えた。しかし、例のパソコンがあった場所を見てみると、なくなっていたんだ。他のものはすべてそのまま残っていた。でも、そのパソコンだけ消えてしまった。俺は空き巣の可能性も考えたんだが、動かないパソコンなんて盗んで何の得になる?俺はまた、e-Bayで落札したディスクも見当たらないことに気がついた。その代わりに、別のディスクがおいてあったのだ。白いCD-ROMで、何かが緑のマーカーで書いてある。それを読んだ。「これは私にとって、残された最後の証拠です。秘密にしておきなさい。そうしないと破壊されます。」俺は、ディスクの置いてあった場所を見下ろした。そこには、1ドル紙幣が置いてあった。ほとんどのドル紙幣とは異なり、傷一つないピン札。まるで作り物のようだ。俺はディスクと紙幣をパソコンを貸してくれる友人の家に持っていった。俺がパソコンが壊れた事情を説明したところ、彼はいつでも貸してくれると言ってくれた。そして俺は彼のパソコンにディスクを入れた。CDには一つのファイルしか入っていなかった「1dallar.wav」。彼はいつでも貸してくれると言ってくれた。そして俺は彼のパソコンにディスクを入れた。CDには一つのファイルしか入っていなかった「1dallar.wav」。彼はいつでも貸してくれると言ってくれた。そして俺は彼のパソコンにディスクを入れた。CDには一つのファイルしか入っていなかった「1dallar.wav」。

2011年8月26日

掲示板での情報

やぁ、皆。俺だ。一週間ほど前に投稿した「1dallar.wav」について覚えてるよね?まぁ、あの後、言ったように、いろいろ調べてみたんだ。Googleで「1dallar.wav」と検索するだけでは、結果は得られなかった。俺は掲示板で尋ねてみたんだが、誰も知らないようだった。でもようやく、ファイルのことを知っている人からの返信があったんだ。それによってもっと悪いことになるんだけど…以下がその返信だ。

ああ、思い出したくありません。「1dallar.wav」…酷く歪んだ音楽の4分のサウンドトラックがあんなにも恐ろしいトラブルを引き起こすとは思いもしませんでした。それは数年前のことです。「Craiglist」(ローカル情報誌)に、Windows XPがプリインストールされているパソコンの販売情報が載っていました。当時、VISTAはまだベータ版で、7は存在していませんでした。俺はそのパソコンを手に入れるべく、クリーブランドへ向かいました。私はそれを家に持って帰ってきて、電源をつけました。「C:\ WINDOWS \ Media」フォルダに「1dallar.wav」というファイルがあることに気がつきました。好奇心から、それを開き、耳を傾けました。特別なものでもなんでもなく、少々不気味ではありましたが、私には興味のない代物でした。私はそれを閉じて、お風呂に行きました。戻ってきてみると、私は信じられないものを目にしました。すべてが1ドル紙幣などに変更され、「1dallar.wav」というエラーメッセージの束で埋め尽くされていたのです。即座にウィルスだと思った私は、ウィルス対策ソフトを使おうとしましたが、起動しません。電源を切ろうとしても切れません。最終手段、コンセント抜きを行いました。その後、セーフモードでウィルス対策ソフトを起動しようとしましたが、開こうとした瞬間、パソコンが奇妙な音を発して電源を落としてしまい、再び起動することはできなくなってしまいました。OSが起動しないということではなく、そもそも電源自体が入らなくなってしまったのです。翌日、私のパソコンは消えてなくなり、その場所に1ドル紙幣が置いてありました。ばかばかしいと思うかもしれません。これはおそらく実際に同じような経験した方でないと、信じてはくれないでしょう。最終手段、コンセント抜きを行いました。その後、セーフモードでウィルス対策ソフトを起動しようとしましたが、開こうとした瞬間、パソコンが奇妙な音を発して電源を落としてしまい、再び起動することはできなくなってしまいました。OSが起動しないということではなく、そもそも電源自体が入らなくなってしまったのです。翌日、私のパソコンは消えてなくなり、その場所に1ドル紙幣が置いてありました。ばかばかしいと思うかもしれません。これはおそらく実際に同じような経験した方でないと、信じてはくれないでしょう。最終手段、コンセント抜きを行いました。その後、セーフモードでウィルス対策ソフトを起動しようとしましたが、開こうとした瞬間、パソコンが奇妙な音を発して電源を落としてしまい、再び起動することはできなくなってしまいました。OSが起動しないということではなく、そもそも電源自体が入らなくなってしまったのです。翌日、私のパソコンは消えてなくなり、その場所に1ドル紙幣が置いてありました。ばかばかしいと思うかもしれません。これはおそらく実際に同じような経験した方でないと、信じてはくれないでしょう。翌日、私のパソコンは消えてなくなり、その場所に1ドル紙幣が置いてありました。ばかばかしいと思うかもしれません。これはおそらく実際に同じような経験した方でないと、信じてはくれないでしょう。翌日、私のパソコンは消えてなくなり、その場所に1ドル紙幣が置いてありました。ばかばかしいと思うかもしれません。これはおそらく実際に同じような経験した方でないと、信じてはくれないでしょう。

クリーブランドだ!e-Bayによると品物の発送元はクリーブランドだった!俺には今、新たなミッションが与えられたんだ

「OSのディスクを売った人間を探す」

ディスク販売者を訪ねる

俺は本当に似たような経験をしていると彼に伝え、彼にパソコンを売った女の住所を教えて欲しいと言った。なんだかストーカーのように聞こえたかもしれないが、嘘はつけなかった。俺はこの件に関して知る必要があるんだ。意外にも彼はその女の住所をメールで教えてくれた。オハイオ州に住んでいる俺にとって、クリーブランドはそう遠くない。俺は愛犬と共に、車に飛び乗り、エンジンをかけた。

俺達はOSディスクを売りつけてきた女の家であろう小さな黄色の家についた。正面玄関まで歩き、ベルを鳴らした。

女が即座にドアから出てきた。彼女は年配の女性に見え、短い白髪は後ろで束ねられていた。そして俺は彼女の目を見た。ああ、駄目だ。彼女の視線は俺に、俺の魂にじっとりと浸透し、飢えているかのように、それがごちそうにふさわしいかどうか物色しているようだ。俺は全力疾走で車まで戻ってしまいそうになった。だが、俺にはできない。解決すべき謎があるんだ。


▲画像はイメージです。

「ねぇ、こんにちは。John Goodman!」

背筋が凍るような声でその女が言った。俺はまず思った。あぁ!彼女は俺の名前を知っている!!神様、助けてください!! 俺の愛犬はその女に怯えている。

俺は勇気を振り絞り、ついに尋ねた。
「いいか?おふざけに付き合っている時間はない!『1dallar.wav』とは何だ?!なんで、俺のWindows XPのディスクに入れ込んだんだ?!」

「あぁ、それは教えられないねぇ」
ほざきやがった。俺は彼女のことをいいやつではないと確信した。

「何故だ?!」
俺は怒り、尋ねた。

「だから」
ババアが言う
「でも、これは教えてあげるよ。1ドル札は全てがすっからかんになるまでお前を呪い続ける。せいぜい、今後注意深く過ごすことだねぇ。」

亡者のファイル

俺が言葉を発さぬ内に、ババアは家の戸をばたんと閉めた。俺にはもう車まで歩く意外に選択肢はなかった。道を歩いていると、一人の男性が寄ってきて俺に尋ねてきた。
「君、何をしていたんだい?」

「そこの家に住んでいる女性と話していました。」
俺は答えた。

男の表情に心配の色が見えた。
「その家にはかれこれ10年間、誰も住んでないよ。」

俺は振り返り家を見たが、俺がそこに着いたときに見た明るく黄色い陽気な家ではなく、玄関ドアに「差押」と書かれた木製の板がはめ込まれているボロボロの廃屋だった。

「で、で、でも、私はちょうど今しがたまで、そこにお住まいのおばあさんとお話していたのですが…」

男性の顔から血の気が引いていく。
「おばあさん…?」

「はい。」
私は言った。
「髪を後ろで束ねたおばあさんなんですが、なにかご存知ですか?」

「そこに住んでいた最後の人は、…年配の女性だった…いつも髪を後ろに束ねていた…しかし、彼女は亡くなっているんだ。」

というわけで、俺は実際に「1dallar.wav」について何か新しいことを発見することはできなかったが、明らかに、それは霊によって作成されたものだといえる。実に面白い…だが、笑い話ではない。俺は視界の隅に、あのババアが現れることに気づいた。魂を貪るような狂った目で凝視し、マニアのように気味悪く笑っていやがる。俺が彼女に意識を集中させると、彼女は消えた。俺は、部屋から全力疾走で、毛布の下に逃げ込んだ。勇気を振り絞って、リビングに戻ると、ババアがいたところの床に1ドル紙幣が置かれていた。

まとめ

続きは別エントリーにします!

続き:『1dallar.wav』の呪い②

安物には手を出すなよ!

最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。

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