呪いの『ゼルダの伝説 BEN Drowned』①

Pocket

平素お世話になります。

本エントリーは怖い話を取り扱っておりますので、お気をつけください。

前エントリーで、呪いのゲーム『ポケモンブラック』を紹介させていただきました。

今回は呪われた『ゼルダの伝説』BEN Drownedという都市伝説を紹介させていただきます。

スポンサーリンク
レクタングル大

物語

2010年9月7日~9月15日まで、アメリカの大手掲示板4chのオカルト版(/x)はある話題で盛り上がりました。それは

「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」の中古カセットにかけられた呪い

についての話題でした。

2010年9月7日の書き込み

入手の経緯

ニンテンドー64のゲームをやり尽くしてしまう

なぁ、皆、助けを貸してくれ。こいつは長い文章になるが、コピペじゃない。俺の人生がお前らにかかってるんだ。テレビゲーム、そう、『ムジュラの仮面』についての話だ。いままでにないような、洒落になんない怖い体験をしてるんだ。

俺は最近、大学二年生になって寮に引っ越したんだが、そのとき友人がニンテンドー64をくれたんだ。それでもって、俺はウキウキして、かれこれ10年ぶりにやった、幼き日のゲームソフトを全部全部やりつくしてしまったんだ。

彼がくれたニンテンドー64には黄色いコントローラーと、くそったれなことに海賊版の『大乱闘!スマッシュブラザーズ』がついてたんだ。まぁ、もらっておいて贅沢はいえないがな。ともあれ、そんなスマブラも、Lv.9のCPUを倒し続けて、あっという間に飽きちまったのさ。

週末のガレージセールにて

先週末、俺は掘り出し物を探しに、近所のガレージセールを車で回ることにしたんだ。『ポケモンスタジアム』とか『F-ZERO』とか追加のコントローラーとかを2ドルでゲットしたんだぜ!

最後の一軒が気になったときには、もう近所とはいえないくらい遠くまで来てしまっていたんだ。その家には車はなくて、ただ一つのテーブルに、無造作にガラクタが置いてあるだけだったんだ。

俺はこういうものの鼻が利くんで、車を降りたら、じじいに挨拶された。じじいの雰囲気は、なにかしっくりくる言葉が見当たらないが、ともかく不快だった。

変な話だが、何が不快だったのかと聞かれても、具体的に表現することはできないんだ。説明できない何かがじじいにはあった。ただ言える事としては、もし真昼間の人だかりのような場所では、奴とは話したいとも思わないということだ。

じじいは微笑を浮かべ、俺の探しているものを聞いてきた。俺はすぐ、じじいの片目が盲目であることに気づいた。じじいの右目はぼんやり霞んでたんだ。俺はじじいの左目を見て、なるべく丁寧に、中古のゲームがあるかどうか尋ねた。

※画像はイメージです。

俺は、じじいが「テレビゲームなんて知らない」なんていう言い訳をするんじゃないかとたかをくくってた。ところがだ、じじいはすぐそこに行って、戻ってくるというのだ。

俺はじじいの雰囲気に気を取られて、肝心の売り物を見ていなかった。テーブルの向こうには精神科医が患者に見せるようなインク・ブロットみたいな芸術作品が並んでいた。俺は好奇心でそれらを眺めていたが、他の連中が一切このガレージに興味を示さない理由がわかった。正直、気味の悪い作品ばかりだったんだ。

そのときは、正直ひそかにこのガレージでゲームを見つけられることにワクワクしているのもあり、その作品群については、馬鹿なフロイト信者が自分自身を投影したような作品なんだろうと思っていた。だが、この後起こったことを考えたら、これらが何なのか聞いておくべきだった。

ニンテンドー64のカセット

ムジュラの仮面の形のようなインク・ブロットからふと顔をあげると、じじいが俺の前に手を伸ばして、ニヤニヤしていやがった。正直ビビったよ。んで、ニンテンドー64のカセットを渡してきたから、俺はビクビクしながらも、笑ってごまかした。

そのカセットは、なんか油性で「ムジュラ」って書いてあることを除けば、標準的なグレーのカートリッジだった。俺はこの偶然の出来事に心ときめいて、それがめちゃめちゃ欲しくなったもんだから、じじいに値段を聞いたんだ。

じじいは俺に微笑んで、「これは君と同い年くらいの若者の物だが、もう彼はここにはいないから、タダで持って行っていいよ」と言ったんだ。なんか言葉に違和感があったが、俺は特段注意を払うことはしなかった。だって、このゲームを見つけることができただけでなく、無料でくれるっていうんだからさ!!

明らかに怪しいのカートリッジだったから、内心ちゃんと動くか怪しかった。でも、楽天家の俺は、これは海賊版かゲームのベータ版で、もし動いたら、儲けモンって感じだった。俺はじじいに礼を言ったよ。じじいは「さようなら。-」

俺はその場を後にしたが、じじいが「さようなら」の他に何かを言ってたんじゃないかという気がしてならなかった。帰り道、その不安で頭がいっぱいだった。

ゲーム本編

起動

ゲームを起動して、戦慄した。単に”BEN“という名のセーブデータがあったのだ。「さようなら、BEN」、そうじじいは「さようなら、BEN」と言っていたのだ!俺はじじいに申し訳なくなった。あの風貌からして、相当歳をとっているだろうから、じじいはBENの祖父だろうと思った。

好奇心で俺はセーブデータを起動してみた。彼はほとんどすべての仮面とボスの亡骸を3つ集めていたことから、かなり進めていたらしいことがわかった。彼はロックビルにおり、フクロウの像を使ってセーブしたことと、3日目のクロックタワーに月が衝突する1時間前のセーブデータであることがわかった。

(『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』をご存じない方のために説明いたします。このゲームには日数の概念があります。主人公はゲーム内時間3日間のうちにクリアするか、時間を戻さなければ月が地球に衝突し、ゲームオーバーとなります。 by.管理人)

俺は、彼がほとんどゲームをクリアしていたのにも関わらず、エンディングを迎えなかったことにガッカリした。

まぁ、俺はごく普通に「リンク」っていうセーブデータを作って、ゲームを始めた。よっしゃ、子供時代を思い出そうと思いながらね。

なんか怪しい見た目のカートリッジにしては、驚くほど快適にプレイできたよ。ただ、やっぱりコピー品なのか、ところどころテクスチャ抜け・フラッシュがあったり等のバグがあったけど、気にするほどじゃない。

でも、ちょっとやばいのが、NPCが主人公の名を呼ぶとき「リンク」って呼ぶときもあれば、「BEN」って呼ぶときもあるってことか。まぁ、俺はただのバグだと思ったんだよね。単にバグでセーブデータが混ざり合っちゃったのかもって。

俺はウッドフォールの神殿(第1ステージ)をクリアして、だんだん怖くなってきて、BENのセーブデータを消しちゃったんだ(元の所有者であるBENにはちょっとばかし敬意は払っていたし、2つのセーブデータが必要だったっいうわけではないんだけど)。

ともかく、そうすればNPCにBENと呼ばれるのは解決すると思ったんだ。…それは解決されたともいえるけれど、解決されなかったともいえる。結果として、NPCは名前を呼んでくれなくなった。名前が表示されるはずのダイアログは空白になってしまった(ファイル選択画面では「リンク」と表示されている)。俺は、宿題をやるために、いったんゲームを中止したんだ。

4日目バグに挑戦

んで、俺は、「まことのメガネ」(通常見えないものが見えるようになるアイテム)を手に入れて、第2ダンジョンの「スノーヘッドの神殿」をクリアしようとゲームを再開したんだ。

ところで、ある程度やりこんだことのある人なら知ってるかもしれないんだけど、このゲーム、「4日目のバグ」っていう裏技があるんだよね。知らない人のために概要を説明すると、最終日にカウントダウンタイマーが約00:00:00を指すときに、NPC天文学者に話しかけて、天体望遠鏡を覗くんだ。もしうまくいけば、カウントダウンが消えて、制限時間のない次の日をプレイできる。

俺は、スノーヘッドの神殿のクリア前に、そのバグをやってみたんだ。するとなんと、一回目でうまくいっちゃったぽくて、通常なら下に表示されているはずの日付表示がなくなってたんだよね!

でも、望遠鏡の画面から戻るためにBボタンを押したら、普通なら天文学者との会話になるはずなんだけど、今回は、最終面のムジュラの仮面と闘うボス部屋にいて、俺のキャラの上には「スカルキッド」っていうキャラクターが浮かんでたんだ。

そいつは俺の上でふわふわ浮かんでいるだけで、普通なら流れているBGMもなかったんだ(あったとしても、気味悪いがね)。俺の手は汗まみれになっていたよーこれは間違いなく、正常じゃないんだと思った。スカルキッドは本来、ここに登場するわけないんだ。

俺はキャラを動かしたんだが、どこへ動いても、スカルキッドはこっちをじっと見てきて、何も言わなかった。ところが、何かが起こるということもなく、60秒くらいずっとそんな状況だった。俺はゲームのバグなんだろうと思っていたが、その考えを疑い始めた。

リセットしようとした

俺がリセットボタンを押そうとしていたら、画面に文字が表示されたんだ。

「?? よくわからないけど 予約して あったようだ」

俺は即座にそれが、ナベかま亭でアンジュというキャラクターから部屋の鍵を受け取ったときのテキストだとわかったんだが、、、なんでここでこれが表示されたんだ?

俺は、このエリアにいる何者かと会話できるようにするような何かコマンドがあると思って、エリア中を動き回った。そして俺は自分がバカだと思い知ったー誰かがゲームにこんな改造を施したなんて考えること自体、不合理だったんだ。

まぁ、ともかく、15秒ほど経って新たなメッセージが表示された。

「神殿のボス部屋にいきますか はい いいえ」

これも上記と同様、ゲーム内の既存のテキストだ。しかも選択肢がある。

俺はどっちを押したら何が起こるか、どちらを選択すべきか、しばらくよく考えた。

・・・深呼吸して、俺は「はい」を選んだ。

すると、画面がホワイトアウトし、

「新しい日の朝」

というテキスト、そしてその下には何本かの縦線

「|||||||」

が表示された。

そのとき俺は、いままでに経験してきたなかで最も強烈な恐怖に、正気を保つのがやっとだった。

表現しがたいが、そのときの感情を仮に説明するとすれば、最も深刻なうつ症状といったところだろうかーー俺は普段は明るい性格だ。ここで俺が感じたのは、なんというか、俺の魂をごっそりそぎ落とすような、ねじれまがった、何か、俺がいままで知りえなかった存在だった。

世にも奇妙なクロックタウン

画面が戻ると、俺は時計塔にいた。俺はひとまず時計塔から、クロックタウンに出たんだ。

だが、普通ならいるはずの住民が、全く見当たらなかった。普通「4日目バグ」をやるとほとんどの住民が消えてしまうものの、町の門を守る衛兵と、外を走り回る犬だけは登場するはずなのだ。だが、今回はそれすらも消えてしまっている。

俺のキャラはハートを4つ、そして「英雄の弓」を持っていた。だが、この時点では俺のキャラなんてどうでもよかった。そんなことより、俺は何らかの俺自身に関わる危険に巻き込まれていると思ったんだ。

おそらく、一番ゾっとしたのはBGMだ。それは「いやしの歌」の逆再生だった。その音楽は延々とループし、だんだんと音量を増していった。今にもなにか起こりそうだ。・・・だが、何も起こらない。

正直、もう参ってたよ。気が狂っちまった。

そのとき「しあわせのお面屋」というキャラクターの笑い声が聞こえたんだ。かすかに、ただ確実にその存在を俺に気づかせようとしているようだった。

俺はクロックタウンの4つの街区すべてを探し回ったよ。だが見つからない。誰もいない。

クロックタウン西のテクスチャの欠落した空中で俺は動いていた。もう絶望的に欠落していた。

例の「いやしの歌」が50回目のループに入ったところで、俺はいままでテレビゲームで感じたことのない孤独感を感じ、クロックタウン南の真ん中に立っていた。普段なら平和で賑やかなクロックタウンが、テクスチャの荒れ、不気味な音楽でこうも変わってしまうのだろうか。俺は涙を流していたが、何故だかはわからない。俺はすぐ泣くような弱虫ではないんだよ!こんな得体の知れない窮地が俺にそんな強烈なうつ症状をもたらしたのさ!

脱出を試みる

俺はクロックタウンを出ようとした。だが、出口から出たにもかかわらず、出るたびにクロックタウンの別の街区に飛ばされるだけだった。俺はなんとしても脱出すべく、時のオカリナを吹いてみることにしたんだ。「時の歌(時間を戻す歌)」や「大翼の歌(ワープする歌)」を吹いてみた。

「遠くまで音色は 響いたが・・・ しかし、何も起こらなかった」

この時点で、俺はこのゲームがこの町からの脱出をさせたくないことはわかったが、いったい何をすればいいんだ?建物に入る気はしない。これ以上何か恐ろしいことがあったら、俺は本当に壊れちまう。いや、すでに壊れていたのかもしれない。

なぜか俺にある考えがよぎった。

「洗濯場で溺れたらはどうなるだろうか」

クロックタウンには洗濯場がある。そこで溺れてゲームオーバーになれば、どこか別の場所にスポーンできるかもしれない!

そう思って、洗濯場に向かって走り出したとき、それは起こった。

ぬけがら

リンクが自身の頭を抱えだし、スタルキッドの叫び声が聞こえたと同時に、しあわせのお面屋が俺ーリンクでなく俺を見て笑っているテクスチャが一瞬写った。画面が戻ると、リンクの目の前には「ぬけがらのエレジー」を演奏した際に現れるリンクの像(ぬけがら)があった。

そのシチュエーション・不気味な表情に俺は叫ばずにはいられなかった。俺は逃げ惑った。この恐怖をたとえるなら、『Doctor Who』の『Weeping Angels』みたいだといえばわかるかな。

どこへいっても、ある一定間隔で「ぬけがら」が後ろに現れる。まるで俺を追いかけてくるようだ。あ、いや、こんなこといっていいのか、、、呪われているかのようだ

一種のヒステリックに陥っていたのかもしれない。俺はゲーム機の電源を切るという発想には至らなかったんだ。それが何でかはわからない。俺はいったい何故、現実の恐怖のなかにいるような感覚に包まれているんだ?

俺は「ぬけがら」をまこうとしたんだが、それはきちんと一定の間隔で俺の後ろに現れやがる。リンクがいままでになかった挙動を見せるようになった。リンクの手足が痙攣するかのようにランダムに動き出したんだ。そしてまた、一瞬「しあわせのお面屋」のカットが入り、「ぬけがら」が現れていた。

俺はパニクって、走って、「剣道場」に逃げ込んだんだ。なんでそんなことをしたのかはわからないけど、なにか一人じゃないっていう証拠が欲しかったんだと思う。もちろん誰も見当たらなかった。そして、やはり「ぬけがら」が現れた。ついには、俺は剣道場の奥の小部屋まで追い込まれてしまった。

俺は「ぬけがら」を剣で斬りつけたが、無駄だった。俺は混乱した。道場の隅っこまで戻って、呪いの「ぬけがら」と対峙した。そのとき、また「しあわせのお面屋」のカットが入ってきたんだ。画面が戻ると、操作しているリンクが「こっち」を向いている。「ぬけがら」と一緒に俺のほうを見ているんだよ。

あまりの恐怖に俺は道場を抜け出した。すると、なぜか「地下のアジト」に飛んだんだ。そして、逆再生の「いやしの歌」が流れている。まもなくして「ぬけがら」が出現しだした。今度はより攻撃的に追いかけてくる。俺はそこを急いで抜け、クロックタウン南に出た。

時計塔

俺はパニックに陥り、一目散に逃げた。

突然「リーデッド(ゾンビ風のモンスター)」の叫び声が聞こえ、画面がブラックアウトしていき、

「新しい日の朝」

「|||||||」

というテキストがまた表示されたんだ。今回は前回と違って、画面が黒かったけど。

画面が戻ると、俺は時計塔の上にいて、俺の上ではスカルキッドが静かに浮かんでいた。見上げると、4日目バグをしたはずなのに、月が再び現れ、すぐそこまで迫ってきていた。今度は新しいBGM、「ロックビル」の音楽を逆再生したものが再生されていた。俺は必死の抵抗で弓を装備し、矢をスカルキッドに放ったんだ。

なんとその矢は実際にスカルキッドに当たって、スカルキッドはよろめくアクションをした!よし!俺は、もう一度矢を放ち、三本目の矢を放とうとしたときテキストが表示された。

「そんなことをしても、むだだ。ひーっひっひ」

え?俺は地面から拾い上げられるかのように、仰向けに浮遊させられた。そして、リンクは炎に包まれ、一瞬でゲームオーバーになってしまったのだ。

俺はこれが起こったとき、ビビってとびあがった。俺はこんな動きはゲーム内のどのキャラクターが使っているところを見たことがないし、通常ならスタルキッドはそもそも攻撃してこないはずなのだ。ゲームオーバー画面においても、リンクの体は燃え続けていた、スタルキッドは笑い続けていた。

画面が戻ると、再び同じ場所に出たんだ。俺は今度は何もしないつもりでいたが、同じ目に合わされた。俺は地面から拾い上げられるかのように、仰向けに浮遊させられた。そして、リンクは炎に包まれ、再び一瞬でゲームオーバーになってしまったのだ。

3度目の挑戦、そしてこれが最後の挑戦になった。今回はなにもBGMがないことに気がついた。不気味な静けさ・・・。俺はふとあることを思い出した。この場面では本来のゲームならば、オカリナを吹いて「時を戻す」か、「巨人を呼んで月を食い止める」かをすべきなのだ。

俺はオカリナを取り出し、演奏しようとした。途中まで演奏できたが、最後の音階を出す直前に再びリンクの体は炎に包まれ、ゲームオーバーになってしまった。

大変な目にあいましたねえ・・・

ゲームオーバー画面がフェードアウトしていく最中に、64本体に刺さっているカートリッジが何か複雑な処理をしているのか、処理落ちが激しくなった。

画面が戻ったとき、また同じ場所に出たんだ。でも、前と違ってリンクが倒れたまま横になっていた。首が傾いてこっちを向いている。俺はボタンを押しても、操作することができなかった。できるのは、ただ倒れたリンクを見ていることだけだ。この約30秒後にブラックアウト、そして

「大変な目にあいましたねえ・・・」

というテキストが表示され、ゲームのタイトル画面に戻されてしまった。

セーブデータ

もう一度やり直すと、俺のセーブデータが消えてしまっていた。「リンク」の代わりに「YOUR TURN(お前の番だ)」というセーブデータに変わっていた。「YOUR TURN」にはハートが3つ、仮面なし、アイテムなしのデータが入っていた。俺が「YOUR TURN」のセーブデータを選択したとたん、スタルキッドの笑い声が何度も再生され、さっきの倒れてこちらを向いているリンクのシーンに戻ってきた。俺はリセットボタンを押した。

ゲームが再起動すると、「BEN」というセーブデータが、さっきの「YOUR TURN」の下に新しく作成されていた。そのデータは、俺が前に消してしまったデータと同じ進捗状況だった。

ゲームをいったんやめる

頭で流れる「いやしの歌」

俺はその時点でゲームの電源をきった。俺は迷信を信じるタイプじゃないが、これはあんまりにもやばすぎる。俺はゲームをプレイしていない、でも、頭の中で逆再生の「いやしの歌」が延々と流れ続ける。地獄だ。眠れやしない。

俺は、例のじじいの家に、仲間と一緒にいろいろ聞きだしにいったんだ(到底一人ではいけない)。その家の庭には「売家」の看板、誰もいなくなっていたんだ。

俺はここになにが起こったのか、書きとめておこうと思う。文法上の間違いなんかがあったらすまない。俺はいまも眠れない。俺はこのゲームを怖いと思っているが、書き留めておくのは、いままでよりももっと怖いことが起こりそうな気がしているからなんだ。「BEN」が誰なのかもわからないが、あのじじいに会うことができたら、きっと答えがわかると思う。

俺もこの先が気になるが、俺がゲームを再開するには、しばらく休まないとだめだ。録画については最後のほうで俺も思い浮かんだから、You Tubeにアップしてある。最後のほうは見れる。

皆も聞きたいことがあるだろうから、俺はしばらくこのスレに残るよ。明日は、「BEN」のセーブデータをプレイしたらどうなるかについて見たいひともいるかもしれないけど、できるかわからない。

俺は超常現象なんて信じない。少し愚かだとは思われるかもしれないが、BENはきっと優秀なハッカーなんだ!他の考えについては、考えたくない。

まとめ

今後、続きますが、それはまた別のエントリーで!

呪いの『ゼルダの伝説 BEN Drowned』②

ともかく、『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』は私も、お気に入りのゲームだったので、

怖いですねー!

最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。

スポンサーリンク
レクタングル大