「フラッカ」ゾンビ化させる薬がパワーアップしている件

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本エントリーはショッキングな内容を扱っております。ご注意ください。

以前のエントリーで、マイアミの男性が人の顔面を噛み千切るという凄惨な事件をご紹介させていただきました。

その事件の犯人がフィクションに出てくるようなゾンビのようであったことから「マイアミゾンビ事件」と呼ばれております。

マイアミゾンビ事件で犯人がゾンビ化してしまった原因となったのが通称「バスソルト」と呼ばれている危険薬物。

近年、そのバスソルトと同じように服用者を凶暴化させるより強力な危険薬物が現われたといいます。その名も

フラッカ

このフラッカはアメリカの若者を中心に流通しているドラッグなのですが、その危険性からもはやドラッグではなく毒薬であるとも言われております。

今回はネオゾンビ薬「フラッカ」についてご紹介したく存じます。

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マイアミゾンビ事件について(概要)

危険ドラッグバスソルトによって凶暴化した男性によって引き起こされた「マイアミゾンビ事件」。

こちらについては以前のエントリーでご紹介申し上げましたが、該当のエントリーをお読みでない方もいらっしゃるかと存じますので、まずそちらの概要を簡単にご説明いたします。

2012年5月26日、マイアミとマイアミビーチを結ぶ橋「マッカーサー・コーズウェイ」の脇の歩道でホームレスの男性が別のホームレスの男性に暴行を加える事件が発生しました。

マイアミゾンビ事件現場「マッカーサー・コーズウェイ」写真

なんと犯人は被害者の顔面を食いちぎっていたのです。現場に駆けつけたマイアミ警察は犯人に止める様に要請するも、犯人は聞こうとはしませんでした。やむを得ず警官は拳銃を発砲。

犯人は現場で死亡。被害者も危険な状態でしたが、被害者は決死の救命活動により一命を取り留めました。

当初は犯人は被害者の肉を食べているのではないかとも思われました。しかし犯人の司法解剖の結果、消化器官からは人肉ではなく、薬物が発見されました。

犯人はゾンビのようには見えましたが、人間を捕食するつもりはなく、薬物によって凶暴化した男であったのです。

この原因となった薬物は「バスソルト」と呼ばれ、大変危険な薬物として有名になりました。

詳しくは以下のエントリーをご覧ください。

<<「マイアミゾンビ事件」本当にあったゾンビ事件>>

フラッカ

さて上記の危険ドラッグ「バスソルト」は米国政府の粘り強い対策によって根絶されたといわれております。

しかし、さらに強力で危険な薬物として「フラッカ」がバスソルトに代わって登場してきました。

フラッカはスペイン語で「美しい女性」という意味なのですが、それに反して凶悪な効果を有しております。

「バスソルト」にも言えることですが、名前でソフトなイメージを作りたがるのはやはり抵抗感を軽減するためなのでしょうか。

5ドルの狂気

フラッカはアメリカのフロリダ州を中心に流行しております。

フラッカは中国で製造され、「研究用化学物質」という名目でアメリカに輸出されるそうです。当然研究用というのは虚偽。

闇の市場で売人に渡った後、町の至るところ(例えばガソリンスタンドであったりゲームセンターであったり)で、末端に販売されることになります。

フラッカの恐ろしさの一つがその安さ。服用一回あたりの相場は約3ドル(約350円)と完全に駄菓子価格なのです。

この安さから若者やホームレスでも簡単に手を出すことができる危険薬物として蔓延してしまったのです。

上記の特徴を踏まえフラッカを「5ドルの狂気」と呼ぶ場合もあるのです。

高い毒性と依存性

フラッカは人為的に依存性を高めた合成ドラッグです。ですので、一度摂取してしまうと、例え危険とわかっていても、なかなかやめることができなくなってしまいます。

フラッカの服用者は服用後、短時間で激しい幻覚・幻聴・妄想などに襲われます。例えば

  • 銃で狙われている
  • 大勢の人が襲い掛かってくる

など自分が第三者に襲われるという不安に駆られるようになるのです。これにより服用者は激しい興奮状態に陥り、逃走。なりふり構わず町中を逃げ回るような行動をしてしまいます。

さらに症状が悪化したり、服用者によっては、他人を攻撃するようになります。自分以外を敵であると認識するようになってしまうのです。これにより人に急に襲い掛かり、あるいは肉を噛み千切るという狂気じみた行為にまで及んでしまうというわけです。

ちなみに一回の服用によって幻覚が続く期間は最長2週間

他の作用としては、

  • 40℃以上の発熱
  • 痛覚などの麻痺

などが報告されております。特に痛覚の麻痺によって、服用者を取り押さえようとしても通常通りにはいかないというケースがございます(スタンガンが通用しない等)。

服用者の動画

上記のように文章でご紹介してもいまいち恐ろしさが伝わらないかと存じます。より直感的にこの薬の恐怖を感じていただくべく、服用者を撮影した動画(YouTube)を何本かご紹介いたします。

なお以下の動画についての詳しい解説は控えさせていただきます。

※各動画とも服用者が錯乱している状態を撮影しておりますので、音量にはくれぐれもご注意ください。

地下鉄駅構内で不可解な動きをする男性

 謎の動きで他人に襲い掛かる男性

電車内で急に発狂、他の乗客に襲い掛かる女性

まとめ

危険薬物の摂取は本当にやめましょう。

<<「マイアミゾンビ事件」本当にあったゾンビ事件>>

<<イギリス秘密情報部の「血液凍結実験」>>

<<『Necrosleep』眠らなくてもよくなる夢の薬>>

<<「青い鯨ゲーム」海外で流行している殺人ゲーム>>

ボーン

最後までご視聴くださいましてありがとうございました。

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