ハワイ島の石を持ち帰るとペレの呪い

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本エントリーは怖い話を扱っております。ご注意ください。

皆様、お旅行はお好きですか?旅行の醍醐味の1つに「お土産」があると存じます。

食べ物であったり、伝統工芸品であったり、、、時に道端に落ちていた石であったり。

石…を持ち帰ると、危ないかもしれません。

今回ご紹介するのは、ハワイ島の石について。

なんでも、

ハワイ島の石を持ち帰ったら

呪われる

というのです。今回はこの都市伝説についてご紹介したく存じます。

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ハワイ島

トロピカル、リゾート、バケーション!!

そういったワードを聞いて思い浮かべる場所のひとつにハワイが挙がるのではないでしょうか。

アメリカ合衆国ハワイ州

ハワイはアメリカ合衆国にある50番目の州で、多くの世界的なセレブがバカンスに訪れるリゾート地です。

ハワイ島、マウイ島、オアフ島、カウアイ島、モロカイ島、ラナイ島、ニイハウ島、カホオラウェ島の8つの島の他、その他100以上の小さな島々で構成されております。

アメリカ本土にあるカリフォルニア州から約4,000km離れた海に浮かぶ島々のみで構成されているのですね。

アメリカに併合されたのは1898年。

アメリカとスペインとの戦争にてその地政学的重要性を鑑み、アメリカはハワイ共和国を併合しました。

ハワイ島

「ハワイと言えばワイキキビーチ」というイメージがある方もいらっしゃると存じますが、ワイキキビーチがあるのはオアフ島。

ホノルル空港もオアフ島にございます。

それはさておき、今回の主役はハワイ島

オアフ島が都会的なリゾートのイメージがあるのに対し、ハワイ島の売りは自然

映画『ジュラシック・パーク』のロケ地にもなったほどの大自然と触れ合うことができます。当然、ビーチもオアフ島と比べて美しいです。

ハワイ島自体、車があれば一日で回れる広さなのですが、その広さに反して、火山の数が5つもございます。

  1. キラウエア火山(活火山)
  2. マウナ・ロア火山(活火山)
  3. フアラーライ火山(休火山)
  4. マウナ・ケア火山(休火山)
  5. コハラ火山(死火山)

つまり火山でできた島なのです。

教えて!gooに投稿された「ハワイの呪い」

さて、火山の島ハワイ島には溶岩の石がごろごろしております。

その中で持ち帰ってはいけないといわれているのが「キラウェア火山の石」なのですが、その石を持ち帰ってしまった日本人観光客の方が教えて!gooにて助けを求めておりました。

【ハワイ】これは、たたり(祟り)・呪いでしょうか?

以下はそのコピペです(適宜、当方の判断で改行を加えておりますが、記述については変更いたしておりません)。

今年、家族でハワイに旅行に行った時、キラウェア火山を訪れ、記念になるからと溶岩の欠片を数個、拾って持って帰りました。

ある事情で、きっとこの先、家族全員で海外旅行へ行く機会がもうないので大切な思い出の記念になると思ったからです。

また、自己中で都合のいい考え方ですが・・・作る際に有害ガスとかゴミとかを出す土産ものとは違う、自然そのものを感じられるお土産だとも感じました(お金をケチっていたわけではありません・・・)。

しかし、ホテルへ帰るバスの中、バスガイドさんが「ハワイでは溶岩は持って帰ったらいけないと言われています。火山の神の祟りがあるんです。」と話し始めました。

ドキッとしましたが、時既に遅し・・・翌日帰国の途につきました。ホテルやその辺に置いて帰ることは同じハワイとはいえ、島も違うのでできませんでした。

日本に帰ってからも大切に扱っています。祟りが広がると困るので他の人には見せていません。

しかし、帰国してから家族には悪いこと続き・・・。

私は原因不明の病気になりました。

母も病気になり、検査の結果、病名が分かり現在、治療中です。

父も、今、別の病気で手術し、リハビリ中です。また父が管理する仕事で若い人と年配の人がケンカし、年配の人が定年前に自分から辞めていきました。父はすごく悲しんで・・・。

これ以外にも本当に悪いことだらけです。

これがキラウェア火山の神の祟りなら、私家族はこのまま呪われた生活を送ることになるのでしょうか・・・。

最初は「そんなことあるわけない」と笑っていた私たちですが、だんだん恐ろしくなってきました。

キラウェア火山に溶岩を戻すしかないのでしょうか?

また日本で出来ることはありますでしょうか?

自分で読み返してみても他の人から見ると笑われてしまうかもしれないと思う内容ですが悩んでいます。

どうすればいいのかご存知の方、アドバイスよろしくお願いします。

と、明らかにオカルト関係のお悩みがblueskymy氏より。バスガイドさんももっと早く言ってよ!と思いますが。

悲しい

寄せられた回答

そして以下が上記の投稿を受けた他のユーザーからの回答です。

我らが普通に踏みつけている大地は火山活動の産物だし、キラウエア火山に特別な神通力?があって、ワシの石をもってゆくな!・・・罰として不幸にするぞ!

・・これだと低次元すぎます 大自然の神を信じ、行きすぎた狩猟、伐採、破壊をするなという考え方はありますが。

>ホテルへ帰るバスの中、バスガイドさんが「ハワイでは溶岩は持って帰ったらいけないと

何故に帰り?! って考えれば解りそうなものですが、本当に持ち帰って欲しくなければ、現地に付く前にガンガンに言うでしょ。

バス会社の営業(帰路にそういえば再訪のため、またバスに乗る人がいるかもってこと。)かあなたの作り話かと。どの道ハワイは、地殻変動のため北上している島なので、1000万年後にはアリューシャン列島辺りでブクブク沈んでしまうので、太平洋の海にでも沈めれば良いのではないでしょうか。

火山岩の破片を持ち帰ると祟りが起きるという話はよく聞きますが、その石自体に何か有害な成分や放射線などが検出されたとか、専門機関で成分を調査した分析結果などは出ていないのでしょうか?

常識的に考えれば、たかが、石を持ち帰ったところでそれほどの害があるのでしたら、なぜ地元の人たちは普段、溶岩と身近に接していながら害が及ぼされないのか?

一体、祟りというのの本質はそもそもどういうことなのでしょう?

人に害を及ぼす神や悪霊とかのせいにして、きちんと自分の理性で納得できないものにおびえるのでは原始的過ぎるように思えます。

私としては、きちんと科学的に成分の分析結果などを見たいですね。

というように、祟りに対して懐疑的な見解のリアリストの方々もいらっしゃる一方、

 

日本でも石には何かが宿っていると考えることが多いですね。

大きな石や変わった形の石には、霊力が宿っているとされ、シメナワがかけられて祀られていることもしばしばです。

溶岩も、石、なのです。
古来より、ハワイ人もそれと似た考え方を持っています。

それはつまり、そういう霊力を感じられているということです。

ハワイでなくても、石はその場所から動かさないほうがいいと思います。

私も似た様な話を本で読みました。

高野山ですが、「魔所」と呼ばれる所があり、戯れに小石一つ持って帰るだけでもいけない、祟りがある、と言われています。

庭の造成用の石の中に墓石が混じっており、調べてみたら、首塚の石でそれがもとで不幸に見舞われた、と言う話もあるので、御祓いを受けるか、その石を返しに行くかした方が良いと思います。

と、石の取り扱いに注意を喚起なさる方も…

最も気になった回答

僭越ながら私にとってのベストアンサーを決めました。

私がハワイに住んでいた時、キラウエアの溶岩石は絶対持って帰ってはいけないといわれました。

キラウエア火山に住んでいるといわれている女神ペレの怒りにふれて、災いが起きるからだそうです。

そんなの迷信だと思われる人もいるかもしれませんが、ハワイではそういったスピリチュアルな話をよく聞きますし、今でも人々の生活に残っています。

私が出会ったハワイの人もは、それを信じている人がほとんどでしたし、私ももちろん信じています。

実際に私の友達の知り合いも、ハワイ島からの旅行から帰った途端体調を崩し病院に運ばれたそうです。

よくよく話を聞くと、キラウエアから記念にと溶岩を持って帰って来たとの事。慌てた友達は、その溶岩を返し、その知り合いもその後回復したという話でした。

という事で、私は溶岩を元に返す事をおすすめします。

友達はHawaii Volcanoes National Parkの事務所に郵送したはずです。私がキラウエアに行った時も、たくさんの溶岩石が世界中から送り返されてくる…という話も聞きましたので。

この方の友人のお知り合いの方もキラウエアの災いの被害に遭われているようですね。

女神ペレの怒り

さて、どうやらキラウエア火山の石を持って帰ると「女神ペレの怒り」に触れてしまうようです。

女神ペレ?

そもそも女神ペレとはどのような存在なのでしょうか。

ペレ(Pele)はハワイ神話に登場する「火山の女神」です。

ハワイ神話には戦いの神「クー」や、生命の神「カーネ」など様々なポリネシア特有の神々が登場しますが、その中でも「ペレ」が最も有名だといわれております。

ダンスを司る美しく情熱的な女神とされる一方で、稲妻や炎、暴力なども司り、嫉妬や怒りから人々を焼き尽くす恐ろしい女神としても語られております。

ペレは火口を中心にカラカウア火山の神様として奉られております。

以下は女神ペレの代表的なエピソード。

美貌の王子との失恋

ペレがある夜ハワイ島を離れ、カウアイ島に行った際、美貌の王子ロヒアウと出会いました。

2人は互いに一目惚れ

ペレはロヒアウをハワイ島まで招待することに。迎えにペレの妹ヒイアカを向かわせました。

しかし、ヒイアカがカウアイ島に到着するのが大幅に遅れ、ロヒアウすでに亡くなってしまっておりました。

しかし、彼の魂はまだこの世に留まっており、ヒイアカの能力で蘇生させることは可能だったのです。

再び肉体にその魂を宿したロヒアウ。しかし彼は、その蘇生の儀を通じて、ペレではなくヒイアカに心惹かれてしまっておりました。

それを知ったペレは激怒。ヒイアカとロヒアウを怒りの炎で焼き尽くしてしまいました。

神であるヒイアカは助かったものの、ただの人間であるロヒアウは一瞬で灰になってしまいました。

日本まで持って帰ってきてしまった場合は?

いくら「いわくつき」であったとしても、先程の方のように知らないで持って帰ってきてしまう方も絶対にいらっしゃいます。

あるいは度胸試しとして持って帰る方もいらっしゃるかもしれません。

どのみち日本に持って帰ってきてしまったら、その石をハワイ島に返しに行くなんて、そうそうできることではございません。

実際にはキラウエアのビジターセンターに国際便で送り返してくる方々が多いそうで、キラウエアのビジターセンターにはそのような石の展示がしてありました。

返せば、とにかく怒りを静めてくれるようですので、持っているのが怖いと思われていらっしゃる場合は、送り返すのがよろしいかと存じます。

まとめ

ハワイ行きたい

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ボーン

最後までお読みくださいましてありがとうございます。

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