本エントリーは怖い話を扱っております。ご注意ください。
皆様、ブラインドタッチ、できますか?
ブラインドタッチを習得するのに欠かせないのは練習です。
その練習のためのタイピングソフトはございました。
win98の入ったPCが私の人生で始めてのパソコンでしたが、そのパソコンにプリインストールされていたのは、『MAGIC FLIGHT』という魔女の箒にタイピングで魔力を与え、対岸まで魔女を届けるというゲームでした。最後までできなかった記憶があります…
▲出典:http://www.nicovideo.jp/watch/sm21928654
さて、今回は「タイピングゲーム」に関する都市伝説
『Mr.Mix』
海外からの情報なのですが、なんでもそのゲーム、途中まで進めると、あまりにも難易度が上がり、クリア不能になってしまったそうです。
不気味なところも多々あったとか。
時がたち、ハッカー達がそのソフトを解析してみると…
今回はこのゲーム『Mr.Mix』についての都市伝説をまとめてまいりたく存じます。
『Mr.Mix』
以下は海外の掲示板での書き込みを私なりに翻訳したものです。
高難度タイピングゲーム
1990年代初めの『Mr.Mix』という古いPCゲームを覚えている者はいないだろうか?
『Mario Teaches Typing(マリオのタイピング教室)』みたいなタイピングゲームで、言葉を入力してシェフのボウルに材料を入れるという内容のゲームである。
※『Mario Teaches Typing』は1991年に米インタープレース社よりリリースされたタイピングゲームです。日本ではリリースされていないので、皆様には馴染みないかもしれません。
しかし、他のタイピングゲームと違い、このゲームはとんでもない難易度アップがあるということで一部の人間の中では有名だ。
このゲームの各ステージには「1分あたりの単語数」というノルマがあるのだが、Level.1では10単語であるのに対し、Level.3では85単語という高い数値が設定されている。
Level.5においては、そのノルマは500単語に達し、事実上それ以上ゲームを進めることが不可能になる。
奇妙な点
プレイヤーがこのゲームに関して当時妙に思ったことの一つとして、BGMが挙げられる。
Level1では流れている音楽が、単語を入力するたびにどんどん大きくなっていき、大音量に対応していないような当時の一般的なスピーカーが故障してしまうようなことが多々あったのだ。
さらにLevel2では無音、Level3ではヘアドライヤーのような音で、音質の悪い録音であった。
残りのLevel4、Level5ではいままでのレベルよりも大きな音が流れ、プレイヤーの耳に深刻なダメージを与えるほどであった。
ゲームのもう一つの不気味な点は、「Mr.Mix」のキャラクターデザインだ。
彼は大きくキラキラした目、頬に赤い斑点がある大きくて丸い顔をした、太りすぎのキャラだった。
▲出典:https://www.youtube.com/watch?v=pHe14eB5b_M
ゲームをプレイした子供の多くが、「Mr.Mix」が耳障りな声で「○○を言うな」と脅してくるという生々しい悪夢を見たと証言した。
しかしながら、誰もその「○○」を覚えてはいないという。
子供達を診た心理学者は、「Mr.Mix」の不気味な顔により、子供達が悪夢の細部を覚えることができなかったのであると報告している。
多くの子供達がゲーム中に泣き崩れて、両親が助けを乞いにきたそうだ。
しかしながら、すべての子供達が悪影響を被ったというわけではないので、その現象とゲームとの間に直接的な因果関係を発見することはできなかった。
ハッカー集団が解析
上記のような明確な理由もあり、このゲームはそこまで売れず、市場に出回らなかった。
数年前、PCのハッカーがゲームのROMを入手し、解析するまで、そのゲームについては曖昧なことばかりであった。
彼らはROM解析ソフトを使い、ゲームコードを分析し、不可能であったLevel.5を突破した。
しかし、その先で見たものにより、彼らは混乱させられ、多くの者がそれ以上の解析を断念することになった。
ハッカー達の残した報告書によると、Level.5を突破するとゲームが奇妙な動作を始めるとのことだ。
ゲームが激しくクラッシュし、”C:\Windows\System32″にRAMがいっぱいになるまで沢山のファイルを書き込んで、閉じるという。
これらのファイルは、酷く変形した顔をした人の写真であった。目から血液を流し、痛みや苦しみに悲鳴をあげているように見え、皮膚のところどころが剥げている。
ユーザーがこれらのファイルを消そうとすると、コンピューターが激しくクラッシュし、ブルースクリーンが表示され、ハードドライブが再起不能となってしまうという。
ハッカー達はこの現象がLevel.5をクリアすると動作するROM内の1つのファイルによって引き起こされていることを発見した。
このファイルを削除すると、彼らはLevel.6とLevel Finalに進めることができた。
ハッカー達に異変が
残念なことに、解析を行ったハッカー達は、Level Finalで見たものについて話すことを拒否した。
彼らは全員、そのゲームに関して話すことを拒絶したり、PTSDにも似た症状を見せたりと、至極病的で閉鎖的になってしまったのだ。
彼らのほとんどは、一週間以内に一貫した文章を書けなくなり、一ヶ月以内に全員が行方不明になった。残されたそのゲームのコピーはすべて削除された。
今日まで、そのゲームの何が心的損傷をもたらしたのかは誰も知らない。そのほうがいいのかもしれない。
この事件の2年後、ある男性が8歳の女の子をさらおうとして警察に逮捕された。
DNA照合、指紋照合の結果、この男はゲームのLevel Finalを見たハッカーの内の一人であると特定された。
彼は白いシェフの帽子を被り、形容したがたい悪意と狂気に満ちた顔をしていた。警察の取調べが始まると、その男はただ一言言ったという。
「私はMr.Mxです。Shhh」
動画
Youtube
以下が、『Mr.Mix』のプレイ動画です。本物かどうかは残念ながら存じ上げませんが、以下の動画は上記の文章との違いが多々見受けられますことから、フェイクの可能性が高いと思います。(ビックリ要素がございますので、閲覧注意)
動画内容
画面左半分はタイピングすべきお題。画面右半分はおっさん。という構図で動画は進行していきます。
↓
レベルのBGMは上記文章とほぼ同じような印象
↓
レベル6についての挙動がおかしくなり、
ブルースクリーン
おっさんのアップ
怖い画像
がサブリミナル的に映りこむ
↓
ブルースクリーンでFin
まとめ
プリインストールされていたソフトが『Mr.Mix』でなくてよかった。
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最後までお読みくださいましてありがとうございます。Shhh….