本記事には、政治的な意見と見られる箇所がございますので、ご注意ください。なお、本記事において、当方の政治的意見を示す意図はございません。あらかじめ、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
2017年2月13日、北朝鮮の故金正日氏の長男、金正男氏が暗殺されました。
波乱の渦にある、北朝鮮ですが、その最高指導者は故正男氏の腹違いの弟の金正恩氏です。
この金正恩、指導者・政治家としての手腕はまだまだわかりませんが、勉強の成績は微妙だったそうです。
目次
北朝鮮では天才
2012年1月8日、北朝鮮の国営テレビは、「金正恩は天才中の天才である」と説明する記録映画を放映しました。
映画内容
以下に映画内容をテキストで記載いたします。
すばらしい正恩氏
この映画では、戦車を運転し、全軍を指揮する正恩氏の映像と共に、「敬愛する金正恩同志は、あらゆる軍事戦略に長け、卓越した軍事統率力を示した」というナレーションが付され、視察に訪れた正恩氏を見た兵士達が歓喜している映像が放映されました。
さらに、正恩氏がわずか16歳にして軍事戦略に関する論文を書いたことや、1日3～4時間ほどの睡眠で勉強に励み、食事を抜くこともあったなど、正恩氏の勉強に対する真摯な態度が報じられました。
故金正日総書記も絶賛！
さらに、この映画の放映時にはすでに亡くなっていたので本人の出演はかないませんでしたが、故金正日総書記が正恩氏を「軍事知識に関しては天才中の天才」、「人格と指導力、双方において、まるで金日成主席（金正日氏の祖父）の生き写しだ」と評価していたというエピソードが放映されました。
また、2009年4月の人工衛星打ち上げ実験と称した、長距離弾道ミサイルの発射実験を行った際も、故金正日総書記のそばに正恩氏がいたということが報じられました。なんでも敵が攻撃してきたら、報復すると誓ったらしいです。
ハッピーバースデイ正恩
金正恩氏の生年月日は、1984年1月8日とされています。
この映画の放映日は2012年1月8日。
これって偶然ですかね。
北朝鮮が次の指導者として正恩氏を置きたかったというのはありありと伝わってきますね。
もしくは、当時、正恩氏はまだ最高指導者の地位に正式にはついていなかったので、誕生日を国民の祝日にできなかったから、しかたなくテレビでヨイショしたんでしょうかね。
スイスでは落第
正恩氏は10代のときに、「パク・ウン」という名前を使って、スイスのベルン国際学校に留学しています。
さて、母国では天才と評価された正恩氏、その学力のほどやいかに！
欠席しがち
正恩氏は、授業を欠席しがちだったといいます。
なんでも、1年目には75日間、2年目には105日間欠席したようです。級友は、正恩氏は午後しか出席しない日もあったと語っています。
なにか、いやなことでもあったのでしょうか。それとも、母国で重大な事案があったんでしょうかね。
ドイツ語の壁
正恩氏の故郷は北朝鮮。公用語は朝鮮語ですね。一方、スイスのベルンの主要言語はドイツ語です。
正恩氏のドイツ語の能力はまだ成熟しきっておらず、2年前の学年に入れられたという噂もあります。
・・・なんとなく、欠席したくなる理由もわかるような気が。
ギリギリ、スレスレ単位
正恩氏の自然科学の成績は「6」段階中「3.5」の成績で落第となってしまいました。
また、数学、文化・社会、ドイツ語の成績も及第ギリギリの「4」でした。
当初は上級クラスだった英語も中級クラスに移らされた上、ギリギリの成績でかろうじて及第したといいます。「5」を獲得した科目は音楽と技術のみでした。
音楽と技術が優れているとの見方もできる！
まとめ
勉強ができなくても、軍事知識があればなんとかなるんですかね。
まぁ、勉強がすべてではないですからね！
最後までお読みくださり、まことにありがとうございました。