本エントリーは怖い動画を扱っております。ご注意ください。
皆様は『田舎に泊まろう!』という番組をご存知でしょうか。
芸能人がアポイントなしで、首都圏から離れた場所にお住まいの一般人宅に伺い、泊めてくれるように頼み込むという番組です。
『田舎に泊まろう!』にて漫画家・タレントとしてご活躍なさっている蛭子能収(えびす よしかつ)氏が霊峰として有名な「恐山(おそれざん)」の麓の家に泊めてもらうことになりました。
そのお宅には1人暮らしのおばあさんが住んでるということだったのですが、番組中、
蛭子さんの背後から覗く不気味な顔
が映りこんでしまったのです。
今回は『田舎に泊まろう!』の放送事故、蛭子さんの背後の顔をご紹介したく存じます。
目次
『田舎に泊まろう!』について
『田舎に泊まろう!』についてご存知でない方もいらっしゃるかと存じます。
そこでまずは、『田舎に泊まろう!』が心霊番組ではないことをご了承いただくべく、番組内容をご紹介いたします。
概要
タイトル:田舎に泊まろう!
ジャンル:旅番組/バラエティ番組
放送局:テレビ東京系
放送時間:日曜日 19:00~20:00
放送期間:2003年4月6日~2010年3月28日
※2010年3月28日にレギュラー放送最終回を迎え、その後は不定期に特番が組まれる形で継続しております。
旅・バラエティ番組
『田舎に泊まろう!』は冒頭でも述べさせていただいたように、テレビタレントが事前連絡・事前確認を取らず、いわゆる「田舎」にある一般人宅に訪れ、泊めてもらうという番組です。
基本的にホテルや旅館・民宿などの宿泊施設の利用は禁止されており、出演者のタレントはたびたび暗くなるまで町を彷徨うことがございます。
ちなみに同行するスタッフはというと、宿泊を許可してくれた民家の近くにある宿泊施設を利用するという決まりになっており、極力協力してくれた民家に迷惑はかけないように配慮されております。
しかし、いかんせんアポなしで行くので、近隣住民から迷惑行為として見られることも多く、交渉した民家の住民の方に注意されることも…(ある意味、放送事故)。
明るいナレーション
テレビタレントが出演するとはいっても、やはり彼らもチームプレイを必要とします。
番組内容として一般人とタレントがただ会話しているだけでは盛り上がりに欠け、あるいはタレントの配慮のない言葉にもフォローがないまま流れてしまうことになります。
そこで『田舎に泊まろう!』の重要な構成要素の一つにナレーションが挙げられます。
『田舎に泊まろう!』のナレーションは淡々としているというよりは、温かみがあるナレーションで、時にタレントにツッコミを入れて番組を盛り上げるような役割を果たしています。
その重要なナレーションを担当なさっているのはバカボン鬼塚氏というラジオDJやナレーターとして活躍なさっている方です。
2010年9月14日放送回
さて、ここからが本題。
蛭子さんが出演なさった『田舎に泊まろう!』の問題の回は、2010年9月14日に放送されました。
ぞぉ~っとするような田舎に連れてって!
『田舎に泊まろう!』では最初に「○○な田舎に行きたい!」という出演タレントの希望が紹介されます。
2010年9月14日の蛭子さんが出演した回も同じように、蛭子さんの希望が紹介されました。曰く、
「ぞぉ~っとするような田舎に連れてって!」
これにより蛭子さんが向かったのは、青森県の霊峰「恐山」。
出典:恐山霊場|青山県観光情報サイト アプティネット
恐山の麓「大畑町」
蛭子さんはその恐山からロケをスタートしました。
恐山といえば、様々な怖い噂もあり「ぞぉ~っとする」には最適のロケ地だったことでしょう。
ただそこは蛭子さんの呑気なキャラクターで番組も明るい雰囲気で進行。蛭子さんは恐山を下山し、宿泊地である恐山の麓の漁村「大畑町」に到着しました。
出典:大畑通信
その時刻は午後17:00頃。すでに日は暮れかかっておりました。
しかし漁村なのに、港に行っても船も人も見当たらないという謎の光景。
泊めてくれる?
交渉先がなかなか見つからず、彷徨う蛭子さん。ついに一軒の民家からおばあさんが出てきたのを発見しました。
蛭子さんも歩き続けて、もう疲労困憊。もうこのお宅を逃す手はございませんでした。
蛭子さんが粘り強く交渉し、ついにそのおばあさんが泊めてくれることに!
これには蛭子さんも大喜び!
1人暮らしのおばあさん
そのおばあさんの家にはおばあさん以外は住んでいないようでした。
おばあさんによると、夫さんは出稼ぎ、子供さんも独立して関東におり、おばあさんは1人暮らしとのこと。
歩いてすっかりつかれてしまった蛭子さんは挨拶や世間話もそこそこに居眠りを始めてしまいました。
近所のおばちゃんの助け
そんな蛭子さんの様子を見て、早速おばあさんは近所のおばちゃんの手を借りてラーメンを作ってくれました。
蛭子さんは魚介類が苦手ということも踏まえて作ったオリジナルの味噌ラーメン!
これにはあの蛭子さんもおいしいとコメント!
その後は近所のスナックに移動し、近所の方々とカラオケを楽しみました。
おばあちゃんの過去
カラオケ大会もお開きになり、再び家にもどってきた2人。
するとおばあさんが自分の13年前について話してくれました。
なんと、ロケの時点では元気そうなおばあさんは13年前に過労で大病を患い、4日間も意識不明になってしまったのです。
そのときは夫さんがすぐに対処してくれたそうで、一命を取り留めたおばあさん。
この夫婦愛に蛭子さんは心を打たれたようでした。
そして夜が開け、お別れ。蛭子さんからささやかなお礼が。
ラーメンを食べているシーン
上記で「ぞぉ~っとする」ような心霊要素は恐山くらいでしょう。
あとは優しいおばあさんと暖かい近隣の方と蛭子さんとの交流が主な番組内容でした。
つまり特に大畑町が曰くつきの場所であるということもなく、心霊チックに番組が構成されていたわけではないのです。
しかし、映ってはいけないものが映ってしまいました。
そのシーンは蛭子さんがラーメンを食べてコメントをするシーンなのですが、動画がございましたので、そちらをご覧頂きましょう。
問題のシーン(YouTube)
以下が問題のシーンの動画です。
0:14まではそのままの映像で、それ以降は問題の部分をスロー再生しています。
動画内容
諸事情により動画をご覧になれない方もいらっしゃるかと存じますので、画像とテキストで動画内容をご紹介させていただきます。
ラーメンを美味しそうに啜る蛭子さん。ロケの疲れが顔に出てますね。
ラーメンが映し出されます。おいしそうです。
さて次が問題のシーン…
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「凄く おいしいです」とコメントした蛭子さん。
その背後の扉にご注目。顔がでてます。
この顔は一体?!
説
この映像については様々な意見があげられております。
スタッフ説
『田舎に泊まろう!』の撮影中はスタッフも同行しているので、この瞬間もスタッフが周りにいたはずです。
したがってこの扉から覗いている顔は『田舎に泊まろう!』の番組スタッフなのではないか、という至極現実的な意見もございます。
確かに直前に紺と赤のセーターを着た方も後ろを通っておりますし、その可能性は高いですね。
近所の人説
実際におばあさんは一人暮らしではありますが、ラーメンを作ったときには近所のおばちゃんの手を借りておりますので、家にはおばあちゃん以外の一般人もいたと考えられます。
先に挙げたスタッフ説だと、カメラアングルについて比較的詳しいスタッフが映りこむなどというミスがそうそうあるだろうか、という疑問もあがるかもしれません。
しかし、一般人の方なら映りこんでしまうということは十分考えられますので、こちらもかなり可能性としては高いですね。
幽霊説
恐山の麓なので、多少はね
まとめ
そんなことより、蛭子さんが素直においしいって言っていることが放送事故。
最後までおよみくださいましてありがとうございます。