Facebookの選択ゲーム『The Choosing Game』

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本エントリーは怖い話を扱っております。ご注意ください。

皆様はSNSのゲームをプレイなさいますか?

牧場ゲームだったり、RPGだったり、ダウンロード不要なものも多く手軽に出来るのが魅力ですよね。

さて今回はFacebookのゲームに関する都市伝説を海外から。

ある男性がFacebookで時間つぶしにゲームをプレイしてみたそうです。そのゲーム内は簡単な選択肢が用意されているようなとても退屈なものだったのですが…

その選択が人の命に関わるものだったのです。

さらにそれがFacebookで繋がっている人の命だというのです(知り合いでなければ良いというわけでもございませんが)。

今回はFacebookの選択ゲーム『The Choosing』をご紹介したく存じます。

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The Choosing

以下は海外の都市伝説を翻訳したものです。

退屈しのぎ

もし2日前、俺が退屈なんてしなければ…。

うんざり

俺は普段はFacebookでくだらないゲームなんてしないんだが、あまりに退屈だったからやってみたんだ。

俺は新着ゲーム一覧で一番上に表示されてたゲームをクリックした。『The Choosing(選択)』というタイトルで、説明欄には「このゲームを始めたら、やめられない!」と書かれていた。

ともあれ、ほんの数分でも時間が潰せればいいかなと思って、それをクリックしたんだ。

The Choosing Game

最初の画面では「The Choosing Game(選択ゲーム)」という文字が表示され、2つの灰色のボタンがあった。灰色のボタンの片方には「Friends(友達)」、もう片方「Enemies(敵)」と書かれていた。簡単な選択肢だと思って、迷わず「Friends(友達)」をクリックした。

次の画面は最初の画面に似たような画面だったが、ボタンに書かれている文字が違った。「Mike Pickman(マイク・ピックマン)」と「Tyler Ratherburg(タイラー・ラザーバーグ)」。明らかにFacebookの友達一覧を読み込んだだけ。適当に「マイク」の名前をクリックしてゲームを閉じた。

プレイ後

「クソゲー乙」と思った。そのクソゲーをもう一度やってみようと思うはずもなく、ネットサーフィンをするもやはり退屈。俺はソファーに座ってテレビを見たんだ。

3時間くらい後にマイクから「ありがとう」というメッセージが。「何のお礼だ?」と思ったが、同時に「もしかしたら、あのゲームは好きな友達を選ぶゲームで選ばれたことがマイクに伝わったのか」と推測した。そこで「いいんだよ」と返信して夕食まで昼寝することに。

マイクの死

俺が目を覚ますと、妻が部屋にいて明らかに動揺していた。俺は妻に何があったのか尋ねた。妻はしばらく取り乱していたが、ようやく落ち着きを取り戻して答えたんだ。マイクの奥さんがマイクの遺体を発見したという。マイクは自分で首を吊ったそうだ。

…絶句した。信じられなかった。俺は妻を抱きしめ、しばらく動けなかった。間違いなく偶然だ。夕食が喉を通るはずもなく、一晩中「ボタンをクリックしただけで俺は友人を抹殺してしまったのか」と悩み続けた。

勝手に起動するゲーム

次の日、俺がノートパソコンを開くと、あのゲームが勝手に起動した。ありえない、こんなことあるはずがない。画面には「Rachel King(レイチェル・キング)」と「Bethany Cortez(ベサニー・コルテス)」の選択肢が。

俺はノートパソコンを急いで閉じ、部屋から出ようとした。パソコンから逃げれば、選択ゲームからも逃げれると思ったんだ。

直後、俺の携帯電話が鳴った。メッセージが来たんだ。それは他の誰からでもない、「選択ゲーム」からのメッセージだった。メッセージには俺は選択を行わなければならないこと、そして先ほどの2人の名前が再度記載されていた。それからしばらくゲームからの音沙汰はなし。

選択締め切りまであと5分

その日の夜9:55、家族が皆寝床に入った頃、新たなメッセージが来た。

「選択締め切りまであと5分」

俺は絶対に返信しないと決めていた。その5分はまるで何時間にも感じられた。10:01になった… 何のメッセージもない。少し安心した。

そのまま寝られるはずもなく、勇気を出してFacebookをチェックしてみたんだ。2人のタイムラインを見てみたが、どっちも一日中何も投稿していなかった。

11:23、俺の心臓は飛び上がった。レイチェルから新しい投稿があったんだ。ただ、ベサニーと一緒にいると…。冷や汗で塗れた手でマウスを操作し、更新ボタンを連打した。3分後、1件のメッセージが

「私たちに何故こんな仕打ちをしたの? レイチェルとベサニーより」

トイレに行って嘔吐した。

その夜は一睡もできなかった。翌朝のニュース番組で順風満帆な20代の若者2名の遺体が発見された旨が取り上げられていた。飛び降りだったそうだ。明らかに俺が取り乱していたのか、妻が心配してくれた。でも俺は仕事が嫌だとか言ってごまかすしかできなかった。

できない

今、午後9:50だ。俺は二度と帰宅しないつもりで家を出てきた。湖を眺めて、水がなんて穏やかなんだろうとボーっと思っていた。怒り、悲しみ、苦しみが体に染み渡るようだ。今朝までは夢かとも思えたが、今ではすべてが本当だと…。

…今朝、家にいたときにノートパソコンを開けたんだ。同様にゲームが起動し、2人の名前が表示された。「James Reed(ジェームズ・リード)」に「Jessica Reed(ジェシカ・リード)」。

今、俺はどちらが生き残るのか選ばなければならない。俺の息子か娘か。

電話が鳴った。

「選択締め切りまであと5分」

まとめ

最初にEnemiesを選んでいたらどうなっていたんですかね。

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ボーン

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

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