もはやインターネットの神として君臨しているGoogle。
皆様ももしかしたらGoogle経由で幣サイトにアクセスしてくださっているのかもしれません。そんなインターネットユーザーなら誰もが知っているGoogleでございますが、隠された機能があることについては、ご存知でない方が多いのではないでしょうか。
今回は私が知りうる限りのGoogleの隠し要素をご紹介したく存じます。
「I’m Feeling Lucky」につきましてはGoogleに模した外部サイトを利用することになることが多いので、割愛します。
お使いの環境によっては再現できない可能性があることを、あらかじめご理解ください。
目次
PC・スマホ両対応
まずはPCとスマホの両方で再現できる隠しコマンドからご紹介したく存じます。
blink html
Google検索で「blink html」と検索してみてください。すると、検索結果の中にある「blink」と「html」という文字だけ点滅します。それだけなんですけどね。
この<blink>というhtmlタグは現在のほとんどのブラウザで対応しておらず、最も嫌われるhtmlタグの内の1つとして知られています。
おそらくGoogleの検索画面上ではjavascriptで再現しているのではないか個人的には推測しておりますが、検索結果の画面は勉強不足の私には解読できません。
<blink>タグの開発者はかつて一世を風靡したブラウザ『Netscape』の開発メンバーの一人でした。当時は「こんなタグ、使う奴はいないよな」というノリで、隠し要素としてなんの説明も無く組み込んだらしいのですが、どこからか情報が拡散し、皆が使い始めてしまったそうです。
何故嫌われたのか…それは今回のGoogleの検索結果の画面からわかるように、非常にwebページが見づらくなるからではないでしょうか。
Google電卓
Google検索で任意の計算式を入力してみてください(半角)。
例えば、「6×3」の計算をしたければ、「6*3=」と入力してみてください。
すると、「18」としっかり計算結果が表示されます。ちなみに下の計算機ボタンで更に任意の計算を行うことが可能です。スマホ版では、左側の関数ボタンは削られています。
この計算機の画面についてはGoogle検索で「電卓」と検索しても呼び出すことができます。
斜め
Google検索で「斜め」と検索してみてください。検索結果画面が微妙に画面が傾きます。「askew」と入力しても同じことが起こります。
「askew」とは「斜めに」という意味などを持つ副詞。以前まで「tilt(傾く)」というワードを検索しても傾いたのですが、当方では確認できませんでした。
再帰
Google検索で「再帰」と検索してみてください。検索結果の上に「もしかして: 再帰」と表示されるかと存じます。
もしかしてもなにも、それを検索しているのでおかしいなと思いつつ、再帰をクリックしてみてください。するとまたこの検索画面に飛びます。繰り返しです。
「再帰」という言葉にかけたジョークですね。英語の「recursion」と検索しても同じことが起こります。
一回転
Google検索で「一回転」と検索してみてください。ブラウザに表示されている画面がぐるっと反時計回りに一回転するかと存じます。
ほとんどのカテゴリで発生させることができます。
「Do A Barrel Roll」と入力しても同じことが起こります。
ちなみに、「二回転」などを入力しても二回転することはありませんので、あしからず。
人生、宇宙、すべての答え
Google検索で「人生、宇宙、すべての答え」と検索してみたください。
すると何故か先ほどの電卓が表示され、「42」の計算結果が。
これは一体何を意味しているのか…。これはベストセラーとなっているSF小説『銀河ヒッチハイク・ガイド』(ダグラス・アダムズ作)に登場するスーパーコンピューターが750万年かけて出した答えです。それをGoogleはたった0.05秒で叩き出したんですね!
once in a blue moon
Google検索で「once in a blue moon」と検索してみてください。
すると謎の数「1.16699016 × 10-8 ヘルツ」が表示されます。
「once in a blue moon」とは英語圏では「めったにない」等の意味で慣用されています。でも、この数は一体…?
0.0000000116699016回/秒 の周期。
つまり約8,500万秒でようやく1回やってくる。約2.7年に一回…
ちっともピンと来なかったので、ここでこそGoogle先生の本領発揮です。隠し要素はあくまで隠し要素。本業は検索エンジン!!「blue moon」と検索してみました。
wikipediaによると
- 1季節(二分二至で区切られた3ヶ月間)に満月が4回起こるとき、その3回目。
春夏秋冬はそれぞれ3ヶ月単位で区分されており、月の満ち欠けの周期はだいたい1ヶ月周期ですので、それぞれの季節に満月は3回しか訪れないのが通常です。
しかし月の満ち欠けの周期と季節の切り替わりには若干の誤差があり、その調整のために閏年があるのですが、1季節に満月が4回訪れることがあるのです。
その周期が恐らくこの検索結果の数字なんでしょう(当て勘)。
PCのみ対応
画像検索でブロック崩し
Googleの画像検索で「atari breakout」と入力し検索してみてください。すると、ブロック崩しのゲームが始まります。音が出ますので、音量にはご注意ください。
『ブレイクアウト』とは1976年にアメリカのゲーム会社Atariが発売した元祖ブロック崩しとも言えるゲームです。当時、Atariのゲームのプレイヤーにはヒッピーのようなアウトローな者が多く、そんな人に向けて「脱獄」を意味する『ブレイクアウト』というキャッチーなゲーム名がつけられました。
このGoogleの隠しコマンドは2013年の『ブレイクアウト』発売37周年を記念して組み込まれたものです。
zerg rush
Google検索で「zerg rush」と検索してみてください。通常の検索画面が表示されますが、すぐにして、上からGoogleのロゴの「o」の文字が無数に侵略してきます。その文字(敵)は検索結果を上から破壊していきます。この隠し要素ではその敵をクリックして検索結果画面を防衛するゲームを楽しむことができます。
ちなみに「zerg rush」の意味は「zergの猛進」。そのまんまかよと突っ込みたくなるのは承知しておりますが、これは『Star Craft』というオンラインゲームのある戦術の名前なのです。『Star Craft』はいわゆるユニット生産型の戦術ゲームなのですが、その中で最安価のユニットが「zerg」。その「zerg」を大量に生産し、敵陣を一気に攻め落とす戦術が「zerg rush」なのです。
まとめ
幣サイトにはこんな遊び要素を入れる技術はありません。
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最後までお読みくださいましてありがとうございました。