皆様は『クレヨンしんちゃん』に登場するボーちゃんをご存知でしょうか。
ボーちゃんはしんちゃんの友達で、鼻水の曲芸が特技であるなど、少し変わった幼稚園児です。
そんなボーちゃんには多くの謎がございます。
『クレヨンしんちゃん』にはしんちゃんの家族だけでなく、しんちゃんの友達の母親が稀に登場することがあるのですが、ボーちゃんの母親だけは何故か見かけません。
さらに、しんちゃんは「野原しんのすけ」、しんちゃんの友達の本名も稀に出てくるのですが、ボーちゃんの本名だけはご存知でない方がほとんどかと存じます。
今回はこのボーちゃんの都市伝説についてご紹介いたします。
目次
ボーちゃん以外の本名・家族
しんちゃんは幼稚園の仲良しグループ「かすかべ防衛隊」に所属しております。ボーちゃんもそのメンバーです。
ボーちゃん以外のかすかべ防衛隊員の本名や家族は判明しているのですが…
かすかべ防衛隊
かすかべ防衛隊の基本メンバーは5名です。臨時メンバーなどを考慮しなければ、すべて5才の幼稚園児で構成されております。
しんちゃん
しんちゃんは言わずと知れた『クレヨンしんちゃん』の主人公で、かすかべ防衛隊の「隊長」です。
彼の下品さは、「子供に見せたくないアニメ第1位」に選ばれるほど。
本名は「野原 しんのすけ(のはら しんのすけ)」。
しんちゃんの母親は「野原 みさえ(のはら みさえ)」。
しんちゃん父親は「野原 ひろし(のはら ひろし)」です。
風間くん
風間くんは小学校受験に向けて目下勉強中のお利口な幼稚園児。
頭脳明晰でスポーツ万能。かすかべ防衛隊の「リーダー」です。しんちゃんには振り回されることが多いですが、まんざら嫌というわけでもなさそうです。
風間くんの本名は「風間 トオル(かざま とおる)」。
風間くんの母親は「風間 みね子(かざま みねこ)」。
ちなみに風間くんはかなりのマザコンで、母親も息子に溺愛。幼稚園児ですので致し方ないですが、しんちゃんにはよくバカにされています。
風間くんの父親はオーストラリアに単身赴任中。
名前については不明ですが、登場していないというわけではありません(アニメ第692話「思い出のパース旅行だゾ」に登場)。
ちなみにこの回は『クレヨンしんちゃん きっとベスト☆濃縮! 風間トオル』に収録されております(amazonリンク)。
ネネちゃん
ネネちゃんは、かすかべ防衛隊の紅一点で、一見まともな女の子です。しかしその性格はわがままで、しんちゃんですら恐れるほど。かすかべ防衛隊の「女王様」です。
ネネちゃんの本名は「桜田 ネネ(さくらだ ねね)」。
ネネちゃんの母親は「桜田 もえ子(さくらだ もえこ)」。
ネネちゃんは怒るとウサギの人形を殴ってストレスを解消しますが、実はその癖はネネちゃんの母親から引き継がれたものなのです。
ネネちゃんの父親の名前は不明ですが、アニメ・マンガには度々登場しております。
影が薄いというメタ発言をされることも。
ちなみにアニメとマンガで容姿が違います。
マンガ版のパパ、ガラ悪いですね。
マサオくん
マサオくんはおにぎりです(雑)。
基本的にいじられキャラのマサオくん、かすかべ防衛隊では「キャプテン」を務めています。
マサオ君の本名は「佐藤 マサオ(さとう まさお)」。
マサオ君の母親の本名は不明ですが、よく登場します。
見た目はマサオ君のおばさんバージョン。
マサオ君の父親の本名も不明。登場も後姿のみですが、会話で登場することはあり、マサオ君曰く「これといって趣味もなく冴えない感じ」の人物。マサオ君は謙遜しているのでしょう。きっと。
ボーちゃん
さて本題のボーちゃん。
追加情報としては、呼び名の通り「ボー」っとした雰囲気の男の子。
劇場版『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』では幼稚園バスを運転するなど、並外れた潜在能力を秘めた幼稚園児超人です。
ボーちゃんの本名は「i͕̘͍͠s̩̱̻͓͍͚̰h͙̗̹͇ͅi̷͓͙b̵̺̹̥̦̟a͔
ボーちゃんの母親は「s̶̳̙̬̮h̥̝̝͉͚̬i̙͝i̖̤̦̝ͅb̘̮̼̖̝̀a̘͟ͅ
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。。。
ボーちゃんの本名
さて、ボーちゃんの本名。ボーちゃんの本名には諸説ございます。
以下にいくつかご紹介させていただきます。
「ボー・チャン」説
ボーちゃんは中国人で、ボーちゃんの本名というのは実は「ボー・チャン」。
つまりボーちゃんというのは本名であるという説がございます。
たしかにボーちゃんのカタコトチックな日本語や、特技の曲芸など、中国人であると言われても不思議ではないような気もします。
中国でも人気の『クレヨンしんちゃん』。中国ではボーちゃんは噂の本名「ボー・チャン」として扱われているのでしょうか。
ボーちゃんの本名が「ボー・チャン」であるのか確認すべく、中国の『クレヨンしんちゃん』公式サイトでボーちゃんの紹介ページを見てみましょう。
「阿呆」。日本語で解釈するとただの悪口です。
しかし、中国語で考えると「阿=ちゃん」とのこと。
したがって、中国でも「ボーちゃん」であり、決して「ボー・チャン」としては扱われていないのです。
これによりボーちゃんの本名「ボー・チャン」説はないと考えてよろしいのではないでしょうか。
「石橋ボー」説
ボーちゃんの本名は「石橋 ボー(いしばし ぼー)」なのではないかという説がございます。
Wikipediaでボーちゃんについて調べると…
隊員では唯一本名不明だが、「石橋ボー」と呼ばれた回が一回だけある。
家族構成についてもほとんど不明で、両親ともにまったく素性が明かされていない(母親たちの井戸端会議にも彼の母親だけは出席したことがないが、『嵐を呼ぶジャングル』によるとボーちゃんの母親とは顔見知りである模様)。
とのこと。
しかし、「ボーちゃんの本名が石橋ボーであること」に関するソースは発見できず。
そもそも他の幼稚園児の本名を踏まえても、日本人の名前として「ボー」は不自然だとは思います。
ただボーちゃんに限って、スタンダードが通用しないので、あるいは…
「井川棒太郎」説
ボーちゃんの本名は「井川 棒太郎(いがわ ぼうたろう)」なのではないかという説がございます。
1993年の8月に放送された第63話『相撲大会でガンバるゾ』という話で、トーナメント表が出てきたそうです。
その中に「井川棒太郎」と言う名前があり、これがボーちゃんの本名なのではないかとのこと。
しかし井川棒太郎がボーちゃんを示しているのかどうかは明らかになっておりません。
ちなみにボーちゃんの本名らしき名前が登場したとされる相撲大会の回は以下のDVDに収録されております(amazon)。
「棒井棒太郎」説
ボーちゃんの本名は「棒井 棒太郎(ぼうい ぼうたろう)」なのではないかという説がございます。
1994年の1月に放送された第83話『オラはエンピツしんちゃんだゾ』という話で、しんちゃんが小学校に進学するのですが、出席をとるシーンでボーちゃんは「棒井棒太郎」と呼ばれたそうです。
それがボーちゃんの本名ではないかとのこと。
未確認です。
ちなみにそのボーちゃんの本名らしきセリフが登場する『オラはエンピツしんちゃんだゾ』の回は以下のDVDに収録されております(amazon)。
「東構棒太郎」説
ボーちゃんの本名は「東溝 棒太郎(ひがしかまえ ぼうたろう)」なのではないかという説がございます。
これは何故か広まっている説でどの話がソースなのかすら確認することができませんでした。
しかしボーちゃんの本名として「東構 棒太郎」説が噂されていることは確かです。東構(ひがしかまえ)って珍しい苗字ですね。
ボーちゃんの母親
ボーちゃんの本名と同じく、ボーちゃんの母親もアニメでは登場しません。
映画『クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級サバイバル!!』のエンディングでも、他のお友達は家族との再会を泣いて喜んでいるのに、何故かボーちゃんの家族だけ登場しない始末。
これではボーちゃんが不憫です。
コミックス第10巻にボーちゃんのママが?!
実はコミックス第10巻にボーちゃんの母親が登場したのではないかと言われております。
その話ではボーちゃん以外のかすかべ防衛隊のメンバーが、ボーちゃんのあまりのミステリアスさを気味悪がり、ボーちゃんを家まで尾行することになります。この時点で彼らはボーちゃんの住所すら知らないのです。
最後にボーちゃんが母親らしき人物に声を掛けられます。しかしその人物は明確には描写されず、影のみしかわかりません。しんちゃん達もちんどん屋に気をとられ、その人物の確認を失敗しております。
ママにもボーちゃんと呼ばれるボーちゃん。ここでもボーちゃんの本名はわかりませんね。
ともあれ、ボーちゃんの母親はボーちゃん以上に謎に包まれているのです。
ボーちゃんの他の家族
さてボーちゃんの母親はコミックスで登場したと思われておりますが、ボーちゃんの父親を始め他の家族はどうなのでしょう。
Wikipediaではボーちゃんの家族構成は不明と書かれておりましたが…
ボーちゃんの父親
ボーちゃんの父親は影すら登場しません。
どうしてでしょうか。
ボーちゃんの姉
ボーちゃんには姉がいることがボーちゃんの話から明らかに。ボーっとしているのでしょうか。
ボーちゃんの祖母
ボーちゃんの話には「○○ってばーちゃんが言ってた」というくだりが多々でてきます。しかし、父方なのか母方なのかは不明です。
まとめ
もしボーちゃんが友達なら、私は詮索しません。
最後までお読みくださいましてありがとうございます。