呪いのゲーム『ポケモン ブラック』

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平素お世話になります。

本エントリーは怖い話の部類に入りますので、お気をつけください。

皆様は中古ゲーム屋さんでゲームソフトを買った経験がおありでしょうか?私も、ワゴンに入ったゲームを漁っていた自分の姿をしみじみと思い出します。今ではゲームをするようなまとまった時間がなく、忙しい会社員生活を送っております。それはおいておいて、、、

さて今回は中古ゲームのお話。中古というものは、一度特定の個人が手にしたものであって、多かれ少なかれ新品とは違いストーリーがあります。中にはいわくつきのゲームや、呪いのゲームとされるようなものもあるのかもしれません。

今回の舞台はアメリカです。アメリカでも中古ゲーム市場は盛況で、フリーマーケット等で様々なゲームソフトが売買されているようです。アメリカの大手匿名掲示板4chanのあるユーザーの購入したゲームソフトが恐ろしい演出だったそうです。そのゲームソフトは、

『ポケモン ブラック』

ちなみに、2010年に任天堂から発売された『ポケットモンスターブラック・ホワイト』とは全くの別物でございます。なんでもこの『ポケモンブラック』、ポケモンにしてはあまりにも怖すぎる内容となっているそうです。今回はこの都市伝説についてまとめてまいります。

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入手の経緯、ソフトの見た目

4chanのユーザー(仮にA氏とします)がこのソフトを入手したのはフリーマーケットでした。ソフトの見た目は、初代ゲームボーイ用のカセットで色は真っ黒だったとのことです。(ちなみに、そのソフトはA氏が引っ越した際に紛失してしまい、写真の添付は不可能である旨が書き込まれておりました。残念!)

※画像はイメージです。

内容

4chanではその後、ゲーム内容について語られておりました。

オープニング

『ポケモンブラック』は、初代ポケモンと全く一緒でマサラタウンの自宅から物語が始まります。オーキド博士に連れられて研究所に行くと、通常ではポケモン「フシギダネ」「ヒトカゲ」「ゼニガメ」の3匹から1匹を選んで冒険が始まるのですが、『ポケモンブラック』では通常ではあり得なかった4匹目のポケモン「ゴースト」を選択できるそうです。

入手時のゴーストのレベルは1で、シオンタウンで登場する「ゆうれい」と全く同じ外見とのこと。ゴーストが使用できるのは「のろい」というわざ1つのみ。

・・・「のろい」という技、確かにポケモンにございます。しかしながら、その技の初登場は続編である『ポケットモンスター金銀』からです。A氏も、「のろい」という技が初代ポケットモンスターでは存在しないわざであったため、フリーマーケットで購入したということもあり、そのカセットが改造されたものではないか、と推測しました。

戦闘

敵とバトルになると、

「怖すぎて攻撃できない」

と表示され、敵のポケモンは何もできなくなります。A氏がゴーストの「のろい」を発動すると、画面が暗転しポケモンの鳴き声が通常より低い音程で再生され、その後にバトル画面が表示されると敵のポケモンは消えてしまっているそうです。

ちなみに『ポケットモンスター金銀』の「のろい」の効果は、ゴーストタイプのポケモンが使うと「自分の最大HPの1/2を使って相手のHPを毎ターン減らす」、それ以外のポケモンが使うと「自分の攻撃・防御を1段階上げて、素早さを1段階下げる」です。「呪い」と「鈍い」をうまいこと掛け合わせてあるんですね。

ジムリーダー戦

初代ポケモンには、各地に存在するポケモンジムを巡り、そのジムのジムリーダーに勝利し、バッチを集め、チャンピオンに挑むという一定の筋道があります。

『ポケモンブラック』も同じように進めていくそうです。しかし、ジムリーダーとの戦闘で「のろい」を使うと、先と同じように画面が暗転し明るくなると、ジムリーダーの所有するモンスターボールが1つなくなるという本来のポケモンにはない演出が発生(本来のポケモンならば、倒したポケモンのボールに×マークがつきます)。

さらに恐ろしいことに、戦闘終了後にはジムリーダーがいた場所に

墓標が1つ建っている

という演出が発生するそうです。(ちなみに、墓標のグラフィックについては、正規のポケモンにおいてもシオンタウンのポケモンタワーに登場します。)

エンディング後

怖いながらも好奇心が勝り、「のろい」のみでゲームを進めたA氏、チャンピオンを倒しエンディングが流れたところで新展開が待っていました。

通常通り殿堂入りポケモンの紹介が行われたあと、「それから時はたち……」と表示され、ポケモンタワーで1人の老人が墓標を見つめているシーンが映し出されます。なんとその老人を動かすことになるのです。老人は通常よりも半分以下の移動スピードで、所持しているポケモンはゼロ。老人がいるのは

人やポケモンが全て消えて、残っているのは多数の墓標のみという世界

帰宅、そして…

老人をマサラタウンの主人公の自宅まで操作すると、画面が暗転し、「のろい」で倒したきたポケモンが現われては消え、その後に「のろい」で撃破してきたジムリーダーたちが表示されては消えていく演出が発生。BGMはシオンタウンで流れていたものが、通常の半分のスピードで延々とループしているとのこと。

その後は、ゴーストとの戦いになり、操作している老人こそが主人公であることに気づきます。老人が使用できるのは「もがく」というコマンドのみで、ゴーストにダメージを与えることはできず、一方的にゴーストから攻撃を受けます。老人のHPがゼロに近くなるとゴーストが「のろい」を使用。のろいをかけられた後は画面が再び暗転し、どのボタンを押しても反応しない状態になり、仕方がなく電源を入れ直すと、セーブデータが消去されていたそうです。

まとめ

この『ポケモンブラック』については、A氏の他にもプレイしたことがあるという証人がおり、アメリカでは有名な都市伝説の一つとなっております。

私だったら即GEOります!(雑)

あと、初代ポケットモンスターにまつわる都市伝説のエントリーもよろしくおねがいします!

初代『ポケットモンスター』にまつわる都市伝説5選

最後までお読みくださり、ありがとうございます!

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