本エントリーは怖い話を扱っております。ご注意ください。
東京ディズニーランドで最も有名なアトラクションの1つに「イッツ・ア・スモールワールド」が挙げられるかと存じます。
小さなお子様から大人まで楽しめる、平和的で明るいアトラクションです。
しかし、その「イッツ・ア・スモールワールド」に怖い都市伝説が噂されているのです。それは、ディズニーランドのイッツ・ア・スモールワールドには
通常では見れない人形がある
というもの。
今回はこちらの都市伝説についてご紹介したく存じます。
目次
イッツ・ア・スモールワールド
まず、東京ディズニーランドにある「イッツ・ア・スモールワールド」に関して、全く怖くない明るいアトラクションであるということをご理解していただくべく、同アトラクションについての概要をご紹介します。
小さな世界一周旅行
イッツ・ア・スモールワールドでは、ゲストは水の上を行く船型のライドに乗って世界中の国々を表現したエリアを見て回ることができます。
各国のエリアの住民はすべて子供の人形。これはウォルト・ディズニー氏が「未来の世界を作っていくのは子供達である」という理念を持っていたからだといわれております。
2017年6月現在はリニューアル工事中
残念なことに東京ディズニーランドのイッツ・ア・スモールワールドは2017年3月よりリニューアル工事を行っており、しばらくクローズされております。
いままでアトラクション中にはディズニーキャラはほとんど登場しなかったのですが、リニューアル後はディズニーキャラが多く登場するようになるようです。
アメリカのディズニーランドでは既に多くのディズニーキャラが登場しておりますが、そのようになるのでしょうか。
・・・そんなこんなで現状、この都市伝説を確かめるのは難しいですね。実はオープンしていたとしても難しいのですが。
緊急停止時にのみ見える人形
このディズニーランドのイッツ・ア・スモールワールドにまつわる都市伝説はアトラクションが緊急停止した際にゲストの方が偶然体験したもの。
アトラクションが緊急停止
あるゲストの女性がイッツ・ア・スモールワールドに乗っている際、アトラクションのライドが緊急停止。アクシデントがあった旨のアナウンス後、しばらく待ってもアトラクションが再び動き出す気配もございませんでした。
やはりアトラクションを直ちに再度稼動させることは困難であったのでしょうか。再びアナウンスが入り、キャスト(係員)の誘導に従って船から降り、人形達のいる陸を歩くことになったそうです。
キャストの案内を無視して…
その際に誘導に来たキャストの方は以下のように注意を促しました。
「足場が悪くなっておりますので、足元に十分注意してください。」
その言葉に従い、キャストについていくゲスト達。彼女も同様にキャストについていきました。キャストは何故か必要以上に足元を見るように促してきました。
しかし、普段は船からしか見ることができないアトラクションの光景に興味が沸いて、周りを見渡してしまった彼女。ふと、天井を見ると普段点いていない明かりが点いておりました。
それにより、いつもなら暗くて見えない天井も良く見えました。おそらく点検時などの際に点けるもので、今回の不具合に伴い点灯した明かりなのでしょう。
謎の人形
イッツ・ア・スモールワールドの天井は、テレビの撮影スタジオのように骨組みにライトや人形を吊るすロープ、その他の機材などが設置されておりました。
・・・そんな備品の中に彼女は妙なものを見つけます。妙に短いロープに人形がぶらさがっていたのです。
上記が実際投稿された写真。確かに不自然ですね。
そんな人形、設置してあったって通常見えるはずもありません。辛うじて見えるかもしれませんが、アトラクション上の演出のために設置されたものとは考えづらいのです。
彼女はこっそりとその人形の写真を撮り、ネット上に公開しました。
ディズニーマニアの間でもこの人形を見た者はいなかったそうです。
提示された説
これを受けて、ネット上では様々な説が語られました。
子供の幽霊説
彼女の見た人形は実体があるものではなく、過去にイッツ・ア・スモールワールドの事故か何かでお亡くなりになったお子様の幽霊が現われたのではないかという説が挙げられました。
しかし、イッツ・ア・スモールワールドにて命に関わる事故が起こったことはないことから、仮に現実に幽霊というものがあるとしても、この説はこのケースにはあてはまらないと反論を受けました。
ボツ人形説
この人形は当初は表舞台に設置されていたものの、何らかの問題があり、廃棄すること、別に移動させることなどができず、やむを得ず目立たない場所に置いたのではないかという説が挙げられました。
これについては、漠然としすぎてよくわからないという反論が。「何らかの問題」とは?廃棄も移動もできない理由は?
ただキャストがしきりに足元をよく見るように注意喚起していたことも怪しい、一部のキャストなら何らかのことを知っているのではないか、ということも言われましたが、結局わからずじまいでした。
まとめ
ディズニーランドのアトラクションが止まって、普段歩けないところを歩けるときってワクワクしますよね。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。