『人志松本のゾッとする話』という番組をご存知でしょうか?
各回、芸人を中心とした芸能人が集まり、それぞれ用意した怖い話をするという番組なのですが、その中でもかなり怖いと言われている話として、
勝俣州和氏が語った心霊スポットロケ
に関するお話がございます。
今回はこのお話についてご紹介したく存じます。
目次
心霊スポットのトンネル
『ゾッとする話』動画
以下、勝俣氏の話のYouTubeの動画です。
動画内容
諸事情により、動画をご覧になれない方もいらっしゃるかと存じますので、テキストベースで解説させていただきたく存じます。
あの、心霊スポットのロケに行きまして、洞穴の奥に心霊スポットがあると、だから洞穴を入っていかないといけないんですよ。で、僕が入ることになりまして、ヘルメット被って、CCD(頭につけるカメラ)付けて、暗いんでライトを付けて、外のスタッフにCCDの映像が見えるんで、指示の為にイヤホンを付けて入ったんですよ。
で、んじゃ、僕が入りますっつったら、もう本当に暗くて長くて、あと、狭い洞穴なんですよ。狭さが体がちょうど入るくらい。で、高さは首曲げないと入れないくらいなんですよ。それが延々と続いているんです。
10mも歩いたら真っ暗なんです。で、ここ(頭)のライトもちっちゃいんで、ちょっと足元が見えるくらいなんですよね。んで、うっわ気持ち悪いなって言って、ちょっと横の岩か何かに触るとぬるっとするし、足元はグジャグジャしてるし何だろうと思って、10分くらい歩いていったんですよ。
真っ暗な道ですよ。何にも分からない狭い道を10分くらい歩いていって、「ハッ」と思ったんです。
僕、極度の閉所恐怖症なんです。「はー、ヤバイ。パニックになる」と思って、心臓がバクバクバクってなってきたのがわかったんですよ。
んで、「ヤバイ、帰ろう!」と思ったら、スタッフが
「カッちゃん、ちょっと天井見て」
って言うんですよ。「え?何ですか?」
つって、パッと天井見たら、ライトが当たった天井に、びっちりゲジゲジがいたんですよ。びっちりですよ。で、急にライト浴びたから、ガサガサガサガサガサ…もうここですよ、ガサガサガサ洞窟中ガサガサガササガサガサつって、「うわああああ!」と思って逃げなきゃと思うんだけど、振り向けないんですよ。もう、バックのまま帰らなきゃいけない、狭いところを。
んで、バックのまま帰ってるんだけど、焦って滑って転んじゃったんですよ。転んだら、こう、上向いちゃうでしょ?上向いたときにライトが当たったから、ゲジゲジが焦ったんでしょうね。ドボドボドボーって(落ちてきて)、「うわあああああああああ」。
「うわああああああああ」って言っちゃいけないのわかるんですよ。「うわああああああああ」って言ったら、ゲジゲジが口の中に入ってきちゃったんですよ。そしたら、指をのどに突っ込まれてるような状態になって、その前に食ってたロケ弁を吐いちゃったんですよ。
でもこのまま必死に出て、やっと出れたんです。そしたらスタッフがわーって来て、
「カッちゃん、吐いたらだめだよ。使えないよ」
って言ったんです。
ゾッとする話に出てきた心霊スポットは?
勝俣氏の話の中では、心霊スポットの場所に関する具体的な言及はございませんでした。話からわかることとしては、
- 幅は1人が入れるくらいの洞窟
- 洞窟の高さは勝俣氏が首を曲げなければ通れないくらい
- 洞窟の奥には番組の主題の心霊スポットがあるらしい
- ゲジゲジが大量に生息している
という情報が。
ゲジゲジから連想できるのは鎌倉周辺
ゲジゲジと聞いてまず思い浮かべる場所は鎌倉山です。鎌倉山は、ハイキングする親子連れやカップルなどが軽装でも簡単に山登りを体験できるレジャースポットとして人気ですが、実は鎌倉山全体としてゲジゲジの巣窟になっているのです。
もし鎌倉周辺にお住まいの方でしたら、経験あるのではないかと存じますが、朝目覚めると寝室にゲジゲジが侵入していることなんて日常茶飯事なのです。
まず、鎌倉周辺に勝俣氏の情報に合致する場所がないか考えてみます。
洞窟の規模からして手掘り
洞窟の口径が大人1人に満たないと考えると、建設業者が大々的に重機を使って掘削した洞窟とは考えづらいです。
また、ゲジゲジが大量に生息していることから、岩肌がむき出しになり、岩の隙間が巣の入り口となっているのではないでしょうか。
そう考えると、手掘りのトンネルであると推測できます。
場所を特定?
以上の条件を踏まえると、
神奈川県逗子市小坪にある住吉神社境内のトンネル(GoogleMap)
という候補が。フリークの中では「ゲジゲジ洞窟」と呼ばれているそうです。
その奥には一体?
現在は通行止め
その「ゲジゲジ洞窟」、途中まで進めるものの10mほど行った所で通行止めになっているそうです。
この先私有地につき立入禁止
という看板があるようです。
奥には何が?
地図を見ると、今ではゴルフ場があるようです。
しかし、勝俣氏が体を張っていたのは2000年以前。1990年代の航空写真を見るとゴルフ場ではなく、民家などが建っていることからなにかしら曰くつきのスポットがあったのかもしれません。
ちなみに古い航空写真などをご覧になりたい方は以下を。
Googleマップを使って過去の地形図や空中写真を見る(外部リンク)
検索ワードとしては「神奈川県逗子市小坪 住吉神社」と調べれば出てきます。
まとめ
そんなことより、勝俣不老不死伝説について本人から語っていただきたい。
最後までお読みくださいましてありがとうございます。