『ヒバゴン』とは?!広島県の怪獣?!

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皆様、広島県に行った事はございますか?もしくは、お住まいでいらっしゃいますかね?

広島といったら、広島焼き、広島カープにならんで有名なのが

ヒバゴン

今回はこのヒバゴンについてまとめていきたく存じます。

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ヒバゴンとは?

ヒバゴンとは、日本に生息すると噂されている、類人猿型のUMAです。その目撃情報が広島県において、続発していることから、広島県に分布していると考えられています。

目撃証言

1970年7月20日(ヒバゴンの名前の由来)

広島県比婆郡西城町(現庄原市西城町)で、トラック走行中の男性が怪物が道路を横切るのを目撃したそうです。その姿はゴリラに似ており、子ウシほどの大きさがあったとのこと。

ちなみに、目撃現場「比婆郡(ひばぐん)」にちなんで、その怪物は「ヒバゴン」と呼ばれるようになりました。

この目撃証言を皮切りに、どんどん目撃証言が出てきます。

同年7月23日

同地区の農家に住む男性が、大人の背丈ほどの全身が黒い毛で覆われ、頭部が異様に大きく顔は人間に似ている怪物と遭遇したそうです。

熊の可能性も考えられますが、顔が人間に似ているという部分が奇妙ですね。

同年12月

吾妻山で、雪原に怪物のものとみられる足跡が発見されました。さらに、12月だけでも合計12件の目撃報告があったそうです。

雪山での足跡がヒバゴンのものなのかは不明ですが、そうだとしたら、ヒバゴンはイエティの仲間ということなのでしょうか。

1974年8月18日

最初の目撃証言から、毎年夏になると、ヒバゴンの目撃証言が多く寄せられるようになりました。ある種、広島の夏の風物詩みたいなものになってたそうです。

1974年8月18日、ついに写真撮影に成功したそうです。庄原市川北町須川の市町境に位置する山間の道で、全身毛むくじゃらで身長1.6メートルほどの怪物を男性が目撃。胴は人間の2倍ほどもあり、怪物は男性の乗った車にびっくりして、林のなかに逃げていったそうです。

身長1.6メートルに関しては日本の成人男性より若干小さめですが、胴体についてはものすごい太さですね。ゴリラ…なのか?


▲撮影されたヒバゴン。ちなみにこれがヒバゴンであるかは、議論がある。目撃者によっても、意見が異なるのだ。

これを機に、ヒバゴン騒動は一旦おさまります。目撃証言がなくなり、世間もヒバゴンに注意を払わなくなりました。しかし、ヒバゴンは帰ってきました。

1980年某日

突然、福山市で、水道局員がヒバゴンを目撃したそうです。このとき彼は、わずか10メートルの距離で一分ほどヒバゴンと睨みあったとのこと。

ヒバゴンの特徴

目撃証言のまとめ

・類人猿型であり、二足歩行が可能である。
・体中が黒もしくは濃い茶色の毛で覆われている。
・尻の左半分の毛が白がかっている。またサルのようなタコ(尻の毛の生えていない部分)が無かったという。
・顔は逆三角形と報告されている。
・目はギョロ目で大きくつりあがっている。
・背丈は1.6m程度と小柄な大人くらい。ずんぐりむっくりしている。
・体格から推定される体重は85kg程度。
・足のサイズは27cm程度。
・目撃された個体は単一らしく、片足を引きずっていた。
・歩く際に、鳴き声と思われる音を発する事がある。
出典:wikipedia

これらは前述の目撃証言や、その他の目撃証言から想像されるヒバゴン像です。これらの特徴から、アメリカのビッグフットやイエティを思い出します。ただそれらは2,3メートルのUMAですので、それよりは小さいです。

1974年から1980年の移動距離

1974年で一旦人前から消えたヒバゴンですが、1980年に再び現れます。しかし、その場所はとても離れています。西城町から福山市の距離を実際に地図で確認してみると、

なんと90キロメートル

ともあれ、それでも中国山地であることには変わりありません。ヒバゴンは中国山地全域を縄張りとしているのでしょうか。それとも、人から逃げるために、山を移動した先でも人にあってしまったのでしょうか・・・

いずれにせよ、向こうは何度も人間に対して恐怖心を抱いているので、なんかかわいそうではあります。

ヒバゴンの影響

当時、広島をある意味一世風靡したヒバゴン。ヒバゴンは社会に大きな影響を及ぼしました。

地方自治体がヒバゴン対策

1971年4月、西城町の役所にヒバゴン対策のための「類人猿科」が設置されました。目撃情報を提供した場合、なんと、「迷惑料」として金銭が支給されたそう(約5,000円)。確かに、中国山地で類人猿が発見されたとしたら、世界的な大発見となりますからね!さらに、マスコミや観光客の方々が、いままで静かだった山村に押し寄せるのですから、ある意味「迷惑」というのは間違いではないのですかね。

ちなみに目撃証言が減少した1975年には類人猿科は廃止され、同時に、どう自治体よりヒバゴン騒動終息宣言が発令されました。

こんなもの信じないという方にとっては、ビックリでしょうが、町も本気だったのでございます。

観光キャラクター化

ヒバゴンはその後も西城町のキャラクターとして使われています。ヒバゴンの銅像があったり、ヒバゴン丼があったり。

皆様も是非、西城町を訪れて、バブル時代のオカルトの風を感じてみてはいかがでしょうか。もしかしたら、まだヒバゴンに会えるかも?!

広島カープの「炎のストッパー」

1982年から1991年まで、広島カープの投手として活躍していた故津田恒実氏は、高校時代から怪物投手として知られておりました。

そこで「ヒバゴン」をもじって「ツネゴン」と呼ばれるようになったのです。

まとめ

やっぱり猿だろって思ったあなた!

疲れているので、睡眠をとることをお勧めいたします!

最後までお読みくださいまして、ありがとうございます!

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