「Zits（ニキビ）」の怖い話

本エントリーは怖い話を扱っておりますので、ご注意ください。

皆様はコンプレックスはございますか？

学生のときのコンプレックスの代表格として挙げられるのが、

ニキビ

です。今回は「ニキビ」にまつわるある奇妙な都市伝説をご紹介したく存じます。

「ニキビ」

以下は海外の都市伝説を翻訳したものです。

もし10代の日々を台無しにするものを一つ挙げよと言われたら、私は「ニキビ」と答えます。「おでき」だとか「できもの」だとか「吹き出物」とも言います。まぁ、どんな呼び方であれ、ニキビはニキビであって、決して心地いい経験ではないんですよね。

それでも、ニキビは流行ってます。食を節制しようが、顔をいくら頻繁に洗おうが、ほとんどすべての人にできます。醜いのにも関わらず、ニキビは完全に生活の一部となってしまっているのです。

もし、ニキビを無くしたいと思ったら、プロアクティブをつけて放置しておけば大体の場合無くなるでしょう。でも、無くならなかったら？

しぶとい「ニキビ」…以前、私が月曜日の朝早く起きて、額の真ん中にできていた白みがかった赤い出っ張りを思い出します。ただのありふれた「ニキビ」。私はショックで、学校に行く前に潰してしまおうか悩んだのですが、血が出て炎症すると思いやめました。

代わりにコンシーラーを塗って赤みを隠し、バレないことを望みました。結局、他に方法は考えられませんよね。ただのニキビ。世界の終わりではないのです。

翌日、ニキビは更に大きくなりました。昨日までは数ミリといった具合だったのですが、数センチ台まで大きくなっていたのです。私は愕然として、学校前にコンシーラーをたっぷり塗りたくりました。

私は友人におすすめのアクネクリームを尋ね、帰り道に薬局でそれを買って帰りました。そして寝る前につけてみたんです。

翌朝、私が状態を確認すると、もう窒息しかけました。昨日アクネクリームを塗って寝たのに、ニキビはまだ額の中央にあるだけでなく、１ドル硬貨ぐらいの大きさになっているではありませんか。

私は触れてみました。…硬い。うろこのような…。私は母のところへ行きました。母はちょっと見て、ただ乾燥しているだけよと言い、保湿ローションをくれました。その夜私は、良くなることを望み、そのローションを使いました。

次の日、鏡を見て、私はパニックに陥りました。赤い部分は大きくなっておりませんでしたが、外側に突き出し始めていたのです。ちょうど、角みたいに。しかし、私が触ってみると、昨日に比べて硬くはないようです。

私は潰してしまおうと思い、絞ってみましたが、それと同時に激痛が走り、断念せざるを得ませんでした。今回ばかりはコンシーラーも役に立ちそうもありません。

しかし、やわらかくなっていることから、保湿ローションが功を奏したのだと思っていました。私は学校前に保湿ローションをもっと塗っておくことにしました。

昼食の時間、私は友人から色々心配されました。ある友人からは皮膚科に行くことを勧められました。まぁ、そんなの嫌だったので、笑って流しましたが。

確かに大きく膨らんでいますが、ただのニキビでしょう？すでに使っているクリームを使う以外に、お医者さんはどんなアドバイスをしてくれると思います？

私が金曜日に目を覚まして鏡を見たとき、ちょっとホッとしました。腫れが少し引いたかな？いや、少なくとも悪化はしていないように見えたんです。

私はそれを指で突いてみました。それは非常にやわらかく、指の下で潰れそうでしたが、同時にひどく肌に傷がついてしまうので、潰すのはやめました。

私は、母がくれた保湿ローションをさらに多く塗りたくることにしました。私は母にそのローションが効いている旨を話しました。母は私に微笑んで、やっぱりねと言いました。

そして土曜日がやってきました。目が覚めましたが、なんだかぼんやりしていました。太陽の光がぼんやりしている私に差し込んでいます。

私は光を遮断すべく、目をギュっと閉じ、顔を枕に埋めました。すると、どういうわけか私の額にかつてない激痛が走りました。とっさに枕から顔を戻しましたが、どうにも視点が定まりません。

私はなんとかベッドから降り、洗面所までよろめき、つまずき進みました。洗面所で、私は両目を擦りながら、鏡を見ました。でも、ふと気づいたんです。擦っている私の両目は閉じているんです。でもまだ自分自身を見ている…

私は絶叫し、擦っている手を離し、両目を見開きました。３つの目が私を鏡の中からみているではありませんか。２つは生まれつきずっとあったものです。もう１つは、額の中央にあり、その大きさは１ドル硬貨ほどでした。

私は３つ目の目を瞬きさせることも、動かすこともできませんでした。ただただ前を見つめるだけ。私はいくら叫んでも、衝撃を抑えることができませんでした。

すべての「ニキビ」を消せるわけではないのです。

リトルグリーンメン？！

とりあえず、プロアクティブ！

最後までお読みくださいましてありがとうございます。